6年目でやっと大学駅前にエレベーターが設置された。


入学当時、階段があまりにもしんどいので、電鉄会社に


エレベーター設置して欲しいとメールを送った。


そのときは、前向きに考えますとの返事だったが、


やっと、やっと念願が叶った。


エレベーターで駅を出て、それからまた階段を13段ほど


登り、それからエスカレータで大学の社会学部まで行き、


そしてかなり歩いてやっと大学院に着く。


今日は、教科書を購入しなくてはいけなかったので、


生協の教科書売り場まで歩いた。エレベータで4階に


行くと、教科書販売のためにエレベータ使用は禁止されていたようだ。


知らなかった。エレベータの扉が開くと、ぎょっとした顔をして、


係りの方に睨まれた。


酸素しているのに4階まで階段で登れというのか、という思いで、


係りの人を見つめたら「すいません。どうぞ」。


やっとの思いでついたとおもったら、大学院の教科書は


3階だと言われた。


「えっ!そんな馬鹿なぁ。」かなり息があがっている。


仕方なく3階に行き、大学院の教科書売り場に行き、指定された


教科書を見つけるがどこにもない。


仕方がないから、販売員に聞くと販売員さんが


見つけてくれた。ヤレヤレ。もうここで体力をつかいはたしよ。


でも授業はこれから。それからまたまた歩き、文学部へ。


今日の3限は先生公認の「モグリ」。


教室に着き、お弁当を食べ、あまりの蒸し暑さに気分が悪くなり


そうだったのでトイレで1枚下着を脱いだ。


教室に帰ってくると、知らない先生が学生に向かって話している。


「何か変・・・・」後ろに座ってた学生に「ここは哲学概論?」と聞くと


「いや、違います。今日から教室変更です」と言われ、慌ててその


教室を出た。


もう少しで事業開始の時間。大急ぎで授業支援センターに行き


哲学概論の教室を確かめ、ギリギリでセーフ。


先生はすでに来ていた。私と先生の黙認の挨拶


「オス」という顔をしてやっと着席。今日は本当に授業が始まるまで


ドタバタで疲れたぁ~。


4限の授業行こうと大学院でエレベータを待っていたら、


宗教学の先生とバッタリ。「いや~久しぶり~元気~」と


声をかけられる。ほんまにちょいとフラフラだったが


「元気よ~」と手をあげて答えた。


大学も6年目。知り合いの先生も多くなった。


帰りに酸素のストックを置いてもらうように、大学院の


授業支援センターに相談に行った。


休み時間にボンベを交換しないと、帰りまで持ちそうにない。


今日も酸素が帰りの大学駅前でなくなった。帰りがちょいと辛かった。


まだ頑張れそうな気もするし、もう少し頑張ってみよう。