水曜日の午後から大学に行き、ゼミの教授に
文章の添削をしてもらった。
私にしては、それなりに書き上げたつもりだったが、
結果は×に近かった。努力のあとが見られない。
「ショック」だが、でもまだまだ考えが甘ちょろい。
もっと苦しみながら考えを深めないと。
考えてみたら、第1章を書いた時は、勉強ノートが
4冊になっていた。苦しんで書き上げた文章は
合格点をもらった。しかし第2章は勉強ノートも
作らず、頭の中の記憶と思い込みで書いてしまった。
手を抜いた証拠。2回目の添削も不合格。
これからもう一度、第2章は最初からやり直し。
もう後には引けない。
私は今、最終的な到達点をどこにしようかと迷っていた。
それが今回、先生との会話の中で見つかった。
それは「歴史と生」を書くこと。単なる歴史ではなく
歴史には生(生命)がともなうこと。
母の歴史を書きながら、生を問うこと。
哲学倫理学を専攻しながら、歴史を書いている私は
常に哲学ではないという意識が頭にあり、戸惑っていた。
でもこの言葉で、明るい光りが差し込んだ。
私が目指す哲学は「歴史と生」
やっと今やっている研究に確信が持てた。
この一年、先生とゆっくり話すことをしなかった。
先生もあえて私を引き離し、見守っていたのだろうと
思う。あまりの出来の悪さに、先生もうろたえたのかも
知れない(笑)。
この「歴史と生」を常に頭にいれながら、これから
第2章の完成を目指して頑張ろう。
駅前で買った「幻のクリームパン」
先生と興味津々で食べたが、普通のクリームパン
だった(笑)
