今朝8時45分出発で大学に向かう。電車は遅めの通勤者でいっぱいだった。とても座れそうにもないと思っていたら、座席に座っている人が詰めてくれて、一席分あけてくれた。立っていると期外収縮がおこり、心臓がしんどくなるので本当に助かった。10時40分からの授業には余裕を持って間に合った。初めての授業なので、恐る恐る教室に入ると、10人ぐらいの人がすでに着席していた。すると「お早うございます。僕覚えてますか?」と声をかけてくれた。私は人の顔を覚えるのが苦手なのだ。「えっ。どこであったけ」「水曜日の授業で」と「あっ!一緒に帰った君だよね」すると「そうですよ」と笑顔で答えてくれた。ほんまに途中まで一緒に帰ったのに、もう忘れている。トホホ話をしていると共通点があった。二人とも英語のない授業をさがしていること。そして驚いたこと。
なんとその彼は午前中はほとんどは他の大学の聴講生として、勉強に通っていると話す。コーチングの研究をして体育の教師を目指しているとのこと。本当に偉いよね。目的をもってそれに打ち込んでる学生に触れるとこちらも嬉しくなり、勇気をもらう。そうこうしていると授業開始20分過ぎても先生が来ない。どうしたんだろうねと言いながら待っていると、気の良さそうな方が申し訳なさそうな顔をして入ってきた。「初回から遅れてすみません。大学の別な用事があって遅れてしまいました」と。現代日本史研究のo先生だ。想像以上に楽しい授業になりそうな雰囲気だ。自己紹介を各自した。なんと中国、韓国、台湾からの留学生が5名いた。りっぱに日本語を話す。すごいと思う。私は「今日はお試しです」と言うと「すると来週は消える可能性があるということ」と言うので「いや。楽しい授業になりそうですから登録します」「本当。嬉しいこと言ってくれる」とにこやかな顔をされた。気さくな先生からの講義は身につきそう。大いに期待している。3限は中国哲学、哲学史だった。これもお試し。気難しい先生だろうと思っていたら、これまた優しそうな先生。安心した。学生の数は5名。すごく少人数で多少不安。でも授業紹介を聞くとこれまた興味深々。中国の道教がメインだそうだ。道教の名前はしているが、どんな宗教かはさっぱり。皆についていくのが精一杯かもしれないが、これも登録しようと思った。今日の2科目はアタリ早めに授業が終わり、4時過ぎに家に帰ってきた。今日もお疲れよ
でも収穫が多かった一日だった