昨日、安芸区中野東の古民家再生現場に行ってきた。
瓦の葺き替え工事が完了した。
葺き替え前は菊間の燻瓦だったが、今回は石州の釉薬瓦になっている。
風合いが良いので、強く菊間の燻瓦を勧めたが、凍害に強いということで石州瓦を選択された。
居間吹き抜け部の渡り廊下の造作が見えてきた。
大きな屋根裏部に収納を設けた。
蔵の改装工事も進んでいる。
急勾配だった階段も、向きと場所を変えて架け替えている。
奥さんに
「工期が長いので大変でしょう。」
と声をかけると、
「どんなになるのか、毎日ワクワクしています。」
と嬉しい返事。
施主のご夫婦には、完成はもちろんのこと、工事そのものを楽しんでいただけているようだ。