続きです。
旅行の基本日程は、
○1日目
東京駅(7:45〜9:00集合、上野駅、大宮駅からでも乗車可)→ 大宮駅(東北新幹線普通車指定席)→ 郡山駅(磐越西線 自由席)→ 会津若松駅 →
各自で会津若松市内散策(まちなか周遊バス1日フリー乗車券付き)→ 宿泊施設(各自でチェックイン)
ホテルの部屋は15時から利用可
○2日目
宿泊施設(8時頃出発 (観光バス))→下車観光 第一只見川橋梁ビュースポット(鉄橋と自然が織り成す絶景、只見線を代表する景観スポットのひとつ)→ 入場観光 ただみ・ブナと川のミュージアム(只見町の自然をテーマに解説する博物館)→ 入場観光 ふるさと館田子倉(田子倉ダム建設により沈んだ田子倉集落の記憶を後世に残す)→ 昼食 → 只見線乗車(只見駅→会津川口駅 復旧区間のみ乗車・自由席利用) → 下車観光 東北電力奥会津水力館「みお里」(奥会津地域の電源開発の歴史を学ぶ)→ 郡山駅(東北新幹線・普通車指定席)→ 大宮駅 → 東京駅(20:00〜21:15着)
1日目は、
午前中に会津若松市内まで移動し、
午後は完全フリー。
2日目は、
観光バスで只見線沿線の
観光スポットを周りながら、
貴重な只見線に乗車もできる
かなり考えられた内容だと思いました。
はじめての人にもわかりやすいので
只見線沿線の土地の
雰囲気は伝わるはずです。
この旅を入門編として、
次は只見線を全駅乗車してみるとか、
只見町や只見線沿線の町の民宿に泊まって、
町の雰囲気をゆっくり味わうとか、
それぞれの旅の楽しみを追求して
見つけてみるのも
悪くないのではないでしょうか。
このモニター旅行が
私の目に止まったのは、
私の父が只見町の出身だったからです。
只見町は自然が豊かで、
有名な場所以外でも
景観の美しい場所がたくさんあります。
空気もお水もきれいですが、
陸の孤島でもあり、秘境とも言われ、
交通の便は(都会暮らしの私から見ると)
よくなく、不便に感じることが多いです。
電車もバスもタクシーも少ないので、
移動は車がないとかなり大変です。
そのためか、
只見をメインにした企画旅行は
あまり見かけたことはありませんでした。
(只見線乗車のみの企画は見かけます)
父は今は80歳を超えていますが、
5年くらい前までは、
自分で車を運転して東京から只見まで
帰省しておりました。
電車でも只見に行けますが、
車移動だったのは、
只見についてからの
移動手段が少ないからです。
周辺の観光地を周るにも、
その場所は点在しているので、
自分で効率よく周るためには、
車が一番適しているように感じます。
それを痛感する田舎の町です。
運転技術に定評があった
父も年齢には抗えず、
最近は車で遠出を
控えるようになりました。
只見まで運転して帰省するのは、
さすがに体力的に厳しく、
運転免許はある
弟や私の主人もおりますが、
車で規制なんて絶対無理❗️
(本当に死亡事故になりかねない…)
もう只見には行くこと
できないだろうなぁ…
(不便な場所だから連れても行けない…)
と、思っていたときに見つけたのが
このモニターツアー。
新幹線や観光バスでの移動は
高齢の父でも安心ですし、
(細かく希望の場所に行けなくても)
只見町の空気を感じることができたら、
父にとっても悪くはないかな?
と、咄嗟に思って、
すぐに弟に連絡して、
父にも伝えてもらって、
早々に申し込み。
そして、只見親子旅が
実現することになりました。
1泊2日の短い旅でしたが、
老いた父とおじさんになった息子の2人旅。
思い出深い旅になったようです。