お父さんの肺がんが分かってから、初めての抗ガン剤治療に入る前のこと。


ただならぬ家の空気感😑
お父さんはコタツでジッとテレビに向かって座る。テレビの内容なんか誰も入って来ない。

お父さんの背中から感じる、、恐怖より諦めのような脱力した空気感。



そんな中、お父さんの一言。

「抗ガン剤もいいけど、、ガンにはさ温泉が良いよな〜😗」



私たちは、、ここぞとばかりにお父さんの気持ちを盛り上げたくて、、




私「行こう行こう!抗ガン剤始める前に行こう」



兄   「うん、行こうか!体あったまるし、みんなで温泉行くの良いよね」




父「そんな、、焦らんでも、、抗ガン剤一度してからで良いよ😗いつでも行けるだろう。おっきいお風呂入ったらガンなくなるかな?」



私「なくなる!温熱療法って言葉があるからね!」


その後に、ドセタキセル1クール目終了。
お父さん副作用でダウン。



2クール、、、、3クール、、、日によって体調が変化する怖さを見た😓



後から聞いたら、1クール目かなりお父さんの体が辛かったのと病院で入院してることが安心に繋がり退院をしたくなかったらしい😥😱😢



お父さんの体調が悪いからこそ、私たちはお父さんに対して焦った。このまま、、病院からでれなくなるんじゃないか、、😭


待て待て!お父さんの温泉旅行♨️行けないかも。
お父さんの治療と言うよりは、お父さんの願いを叶えたい。


子の目線でハッキリ言うと、親孝行がしたい🙏


3クール目ぐらいで少し体調が、戻ってきたので、、聞いてみた。



「お父さん、温泉旅行行けそう?どんどん伸びちゃう」


父「だってさー、ビックリだよー。初めての抗ガン剤辛くて、、、あんな、辛いと思わなかった😥

もー怖いしさー。お母さん頑張ったよな。あんな風になるなんて思わなかった。温泉どころじゃないんだもん😓」


私は心で思った。
だから言ったじゃん、抗ガン剤前に行こうって。
私はお母さん見てたから分かってたし。




私「今は?温泉行く?なんか食べたいのある?」




父   「いつでも行けるよ、お父さん元気だもん。近場で良いよ、遠出なんかしなくて良いよ。食べたいのは、、ない、、お風呂が目的だし、」

 
私「よし、兄ちゃんに聞いてみよう!近場ね!」




後日。
お兄ちゃんから、連絡がきた。


兄   「体が心配だから、近場をいくつか提案したんだけどさ、、お父さんが、、もっと他にもあるよ😗😗だって笑」



私   「え?近場で良いし、食べたいのないって言ったよ笑」



お父さんに直接また、聞き直した。


私  「お父さん、下呂行こうか?観光地だしさ!少し距離あるけど、、なんか食べたいのある?」



父    「お父さん大丈夫だよ!下呂行こう!お父さん、、中華も和食もパッパッパっ好きなの選ぶやつ食べたい😙😊」



兄妹   「最初から言えばいいのに笑」



お父さんの、気遣いみたいな、、言ってみただけみたいな、、要望は、いつも遠回りして着地する。


でも、お父さんの要望通りになるなら、遠回りしてでも聞く価値あり😗😊


ってことで、確定。
やっと、行ける。
目的が、お父さんと旅行になってる笑

一度温泉に入ってガンなくなったら最高なのに😨