羊たちが群れる中で、
一匹狼が目をぎらつかせて座っている。

ワールドカップ出場を決めて、
皆喜んでいる記者会見の最中、
そんなことで喜んでいていいのか?
と冷や水をぶっかける。

普通じゃ、
非難ばんばん、
空気読め、
チームワークを乱す駄目な選手とされ、代表追放もある話。

しかし本田圭佑が言うから、
誰も文句を言わない。

このレベルにきて、
まだチームワークとか仲良しクラブとか言ってるのか?

という事だと思う。
確かにその通りです。

結局は個だと言った。
最終的に決めるのは個人、
一対一の競り合いに勝つのも個人、
結局のところ、
そうやって個人ごとが、
場面場面で勝っていかないと、試合にも勝てない。

本田圭佑という男は、
おおぼらふきか、本当に凄い奴か、
自分自身にもプレッシャーをかけている。

確かに本田だけは、
目付きが違っていた。
あれは危ない目付きだ。

一匹狼が獲物を狙っている目だ。

いずれにせよ、
あいつは将来、
とんでもない事をしでかしそうだ。

一匹狼はの垂れ死ぬ。
それもかっこいい。