平成29年1月3日
島原半島を南下。
島原市から南島原市へ向かう国道251号線を走ると、海の見える左側国道沿いに道の駅が見えてくる。
道の駅NO、長2〝道の駅 みずなし本陣ふかえ〟
かなり広い敷地に沢山の施設が点在している道の駅です。
道の駅というより、雲仙普賢岳、活火山の恐ろしさを教えてくれる勉強の場と言えます。
平成2年11月17日に雲仙普賢岳が噴火。
その後平成3年6月3日に、大火砕流の被害で、43名の尊い命が奪われた。
そして、平成4年8月9日、この道の駅辺り一面が、降り積もった火山からの噴出物や火山灰が土石流となり、多くの家屋が被害を受けた。
自然は恐ろしい、なめたらいかん・・・。この道の駅に、その教訓となる証拠が沢山残されていました。
道の駅施設内にある被害にあった家屋を保存してある公園がありました。いたるところに土石流で埋め尽くされた建物が点在してます。
中でも、土石流に襲われた家屋を保存するために、そのままの形を、大きな施設建物で覆うようにしている。驚きの保存物が存在しています。
自然の恐ろしさ。人間が太刀打ちできない自然の力を感じます。
こういう現実を見せられると、自然を力で抑えつけようなどと思わぬこと、自然との共存が望ましいのだ、と、考えさせられます。
道の駅の施設は、この土石流被災家屋保存公園の他に、沢山の地場産品とお土産を販売する売店と、食事処が有ります。
島原は、そうめんが美味しい所。
極細そうめんを購入。ゆで時間約1分のホントに細いそうめんでした。
鹿児島は〝ざぼん〟長崎は〝晩白柚(ばんぺいゆ)〟デカいみかんです。
お土産には、珍しい物がいいですよね。
島原半島中央の山の中に、雲仙温泉がある。静かな温泉街・・・。
一度ゆっくり、体を温めたい・・・そういう気持ちにさせる半島です。