みちくさガメラ

夢の跡①から、ずいぶんと日にちが経ってしまいました(^_^;)
もう12月なのに、まだ11月23日のお話です。


山の中にひっそり…中世夢が原。
季節はずれのかざぐるまが淋しげです。
かつてはたくさんの人で賑わっていたのでしょうね。



みちくさガメラ

だけど、あちこちに…




みちくさガメラ

あちこちに積まれた薪には…



みちくさガメラ

まだまだ頑張ってる感がいっぱい♪



みちくさガメラ

そろそろ帰ろうか…と出口に向かっていると
職員さんらしき人に
声をかけられました。

「あの建物の中、入ってみられましたか?
中々凝っているから、是非ご覧になって下さい。」



みちくさガメラ

他の建物より、ちょっと大きめのその屋敷の中には
囲炉裏が暖かく燃えていました。

その傍らに小さな机と、読みかけの本…。
担当されてる弓場を片付けた後、その方は
閉園までの時間をここで過ごされてるようでした。



みちくさガメラ

その日で定年退職されるという、その方は
故郷の宮崎から東京…
そして縁あって岡山県へと来られたそうです。

「こちらに移り住んで21年…人生、何が起こるか判りませんよね」

その方、退職したらやりたい事があるんです…と
夢を語って下さいました。



みちくさガメラ

外へ…

薄暗く埃っぽい場所を後にして
明るい外へ…

扉の向こうには
きっと素敵な未来が待っている。