以前も少し書いたと思うが、書店に行ってブラブラしながら本を探すのはいいものである。
購入したい本がはっきりしていれば、Amazonなどで注文する方が手っ取り早くて今の時代としても、ふさわしいのかもしれない。
それでも書店へ出かけるのには意味がある。それは書棚を廻ってみて、本を見つける楽しみである。偶然の出会いを楽しむと言ってもいいだろう。
その中で、いわゆるハウツーものとか仕事術を書いた本っていうのは、自分にとって、一種麻薬みたいなものである。
具体的には「手帳の使い方」とか諸々の「整理の仕方」を伝授している本などだが、そういうのを見かけるとついつい手が伸びてしまう。
そういうことで買った本は数多くあり、いくつか自分が買ったものを並べてみると
・「 奇跡の情報整理術 :捨てる!選ぶ!活かす!.デジタル編」
(かんき出版)
・「続「超」整理法・時間編 :タイム・マネジメントの新技法」
(中央公論社)
・「 仕事ができる人の心得」(ティビーエス・ブリタニカ)
・「 「書き込み」手帳術 :仕事の成果がグングンあがる」
(河出書房新社)
・「 夢をかなえるファイリング :整理・整頓は人生を変える」
(法研)
などで、これ等はほんの一部なのだが、そのタイトルを見ると分かるように「奇跡の」とか「超〇〇法」、「できる」、「グングンあがる」、「夢をかなえる」といった文字が踊っている。
もちろん消費者の購買意欲を誘うものなのだが、そうと分かっていても、書店で立ち読みしていると、なんだかその本を買えば本当に”出来る”人間になりそうになってくる。
まあそこまで極端でなくても上手く手帳が使えたらいいな位の気持ちでついつい買ってしまうのだ。
でも当然ながらそういうハウツーものの本を買ったからといって、著者の書いてる通りに出来るはずもない。買ってきた当初はなんかワクワクして読み進めて行くのだが、自分の仕事や環境では難しいかなとか思ってしまったらもう駄目で、99%は上手く活用出来ていない。
結局、次書店に行ったときまた新しい本に手を伸ばすという悪循環になってしまうので、最近は懲りて極力そういう本のコーナーには行かないことにしている。
これらの本から学んだのは、奇跡を起こすのも、夢をかなえるのも、単に情報を整理したからとか、手帳の使い方やファイリング方法変えたからだけではなく、「自分の生き方に信念を持ち、積極的に環境を変えるように、それぞれ努力しているからなのだ」ということだ。
極端に言えば、万人に通用するノウハウはほんの少しであって、多くは自分流のモノを見つけなければ、使い物にならないということでもある。
それが分かっただけでも、良かったのではないかと思うことにしている。(半分負け惜しみではあるが・・・・) |
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