大分涼しくなり、秋らしくなってきたが、また台風が発生していて動きも気になる。

 

 さて今週の「おかえりモネ」は百音や周りの人にとって、心を新たにする1週間であった。

 ついに百音は地元の島に帰り、地域密着型の気象予報を行うことを決断する。それを後押ししたのにはいくつか要因があった。

 まずは地元を襲った突風の被害を知り、菅波の言葉で百音が駆け付けたときの、被害にも負けない家族や友人、地元の人々のたくましさを間近で見たのが、この人たちのために何かしたいとはっきり思いを定めたきっかけである。

 

 次に震災以来お互いわだかまりを持っていた妹未知との会話によって、百音が「島に戻ってもいい?」と尋ねたのに対し最後「帰ってきなよ!」という未知の言葉が百音に勇気を与えた。それはまた、未知にとっても震災後姉に対して投げかけた言葉で、姉を傷つけ自分自身も傷ついていた心が、再生していくような瞬間でもあったのだ。

 

 そして、東京へ帰った百音に菅波が聞かせた、元患者宮田のホルンの演奏によって更に背中が押された。それは百音が震災以来封印して来た音楽に対してもちゃんと向き合うことが出来たのだとも言える。

 菅波にとっても、宮田がプロのホルン奏者に戻ることが出来なかったことで自分自身を責めてきていた。しかし偶然宮田に会い、彼のホルンの演奏によってやっと心が救われたと言えるのだ。

 それはまた宮田にとっても、菅波に対するもやもやした心をスッキリさせるものになったのだろう。

 

 結婚を申し込んだ菅波と百音はまた遠距離恋愛が続くことになる。百音は菅波に「一緒にいるってどういうことでしょう?」と尋ねたのに対し「一緒に2人の未来を考えるってことじゃないですか。」と答える。つまり物理的に一緒でなくてもお互いの心が分かり合えてさえいれば、共生出来るということだと思う。

 

 百音が気象の道を目指すきっかけになった朝岡が最後に「気象はライフラインだ」という言葉があった。今や電気、水道と同じくらい生きていくうえで気象情報は欠かせなくなっているのだ。来週から百音が小さなコミュニティに対してどうやって情報を発信するのかが注目だ。

 

今朝の空、すっきり晴れ渡る