こんにちは~!!
先日、行って来ました、ボアダムスのLIVEレポを書き綴ります・・・(^^)
5月19日(土)@品川ステラボール
「SHOCK CITY Presents BOREDOMS」
私が初めてボアダムスを観たのは、 5年前のソニックユースとのスプリットツアー、
「V∞re-Sonic Sakura Bloom Tour 2007」@新木場 Studio Coast で、
とにかく、衝撃的でした。
音源を家で聴いて妄想を膨らましていたけど それには到底及ばないアクトで
いい意味で 期待を裏切られたLIVEでした。
ヨシミさん、千住宗臣さん、YO2ROさんで囲んだドラムの中心にEYヨさん。
そして初めて見た 不思議な物体、ギターが7本くっついてる楽器にただただ興奮するばかり…
実際に見てみないと、何 言ってんの?って言われちゃうかもしれませんね。
得体のしれない その楽器はセブンナーと言われ、パーカッションの様に操るのが特徴。
私なりに若かりし頃は色んなジャンルの様々なLIVEに通い詰めましたが
LIVEでショックを受けたのは後にも先にもこの公演だったかもしれません。
そもそも要であるEYヨさんの ボアダムス以前、80年代に活動していたハナタラシは パフォーマンスは(なのかもわかりませんが)とにかくヒドいバンドでした…。w
私はリアルタイムじゃないので ネット界隈でその伝説を知りましたが
過激派テロ集団がやって来たような基地外過ぎるLIVE(その内容はwikipediaで調べて頂けると幸いです。w)
多分、実際に観たら洒落にならないし 笑えないし、免疫が無い人はトラウマになると思うのですが
話題性云々では無くて ノイズを主軸に体を張って本気のアーティストだったのです。
(アーティストというのかも謎ですが…w )
UKの サイキックTV というバンドが来日した際、前座に起用されたのはいいものの
LIVEにダイナマイトを持ち込んでくるというぶっ飛んだコトをしたそう。
挙げ句の果てに サイキックTV のリーダーには「自衛隊に行け!」と言われる始末。w
事実か否か、ネタの出処は不透明ですが
いろいろとツッコミどころ満載ですよね。w
やってらっしゃる事がケタ違い。
これまでやって来た事が 暴力的だったりとか 他の人とは明らかに違うとか ぶっ飛んでるとか。
ただそれだけを言いたい訳では無いですが、
EYヨさんという人物がどれだけ 変人(だけど魅力的)なのか
お分かり頂けるのでは無いかと思います。
名義やメンバーは変則的ですが
ボアダムスは日本国内は固より海外での評価が非常に高く、
冒頭に記述したソニック ユースはもちろん、あのカート コバーン率いるニルヴァーナやビースティ ボーイズ等 交友関係は厚い。
勿論、逆輸入の音源もあります。
故にLIVE会場には熱狂的な海外のボアダムスファンと思われる人々が多数見受けられました。
因みにファン層は意外にも偏りが無くハードコアパンクが好きそうな人、民族音楽が好きそうな人、お洒落な若い女の子e.t.c... 色んなジャンルの方々がいらっしゃいました。
これまで伝説的なLIVEを重ねていますが、
ドラム プロジェクト「ボアドラム」はやはり前代未聞だと思うのです。
2007年 7月7日、NYにて77 台、
2008年 8月8日、LAにて88台、
2009年は9人編成、2010年は10人編成、
2011年 11月11日、オーストラリアで111台
メンバーを含むサポートドラマーと共にLIVEパフォーマンスを繰り広げたのです。
さて。前置きだいーぶ、長くなりました。
久しぶりのLIVEはなんか、もう宗教団体みたいでした。
それに集まる私たち信者。
正しく シャーマンが現れたと思いました。
EYヨさんは宗教っぽいと言われることに対して " そういうつもりはないんだけど しょうがないかな "と雑誌IN/SECTSで答えてらしゃいましたが…。
いや~、LIVE終了後は生気を吸い取られました。
その存在感は言うまでも無く、力強さと生命力みたいなモノを感じました。
今回はドラム5台が円を描く様に置かれ、
ギター12人にベース4人のギターオーケストラを従えてスタート。
18年間伸ばしていたドレッドをズバッと切って若干印象が変わったEYヨさん。
両手を上げて、時折指揮者の様に(というか、指揮者そのもの)
メンバーの先導をしながらグルーヴをつくっていく。
LIVE開始から30分経ち、EYヨさんが
「NEW SUN !!!!!!!!!!!!!!!」と叫び、
それから始まる
「Vision Creation Newsun」
迫力あるドラムの轟音が会場を沸かし、一気に歓声が上がった。
大人しく後ろで聴いていたはずのファンもうずうずしてたのか
ハードコアバンドのLIVEみたいに後ろからドッと人が押し寄せる。
そしてダイブする人も続出。
ボアでしか体験出来ないセブンナーはブォーーーーンと鳴り、迫力あるサウンドに深みが増す。
EYヨさんの ヘッドマイクに更に手持ちマイクのダブル使いも印象に残ったが
劇団のライオンキングを見てるかの様な感覚にも一瞬陥りました。w
しかし、EYヨさん モニターから飛び降りて右足を骨折してしまった模様。
足を冷やしながらLIVEは続行してましたが
アンコールでは肩を担がれて登場。
早く完治します様に…。
言葉にするには限界があるので 多くを語れませんが 奇跡を観てる様でした。
だから翌日のその次の日も特別な余韻に浸り続けたのです。
金環日食で観た方はもっと スペシャルな体験をした事と思いますが…!
ギターオーケストラに参加し、ベーシストとして参加するK.E.I.さんは代官山にあるサロン
OOO(オーオ)と YY(シカシカ)のオーナー兼ディレクターであり、
ハードコア主軸だけど踊れる個性的なバンド、VOVIVAV (ぼびばぶ)のベーシストであり、DJ K.E.I.として DJもこなすマルチアーティスト!!!!
OOIOOのLIVEではメンバーのヘアメイクを担当してらっしゃいました★
以前 お話しした際、「どれが本業ですか~??」とチラッと聞いた事がありますが、
「どれも本業!」と力強く答えてらっしゃいました…!
因みにそんなK.E.I.さん。
6月11日(月)に 渋谷O-nestで行うGuidance~導き導かれる人生~にDJで参加して頂きます~!!
詳細は追ってお知らせしますので 是非チェックを♩
全身全霊で音を奏でるメンバー達の120分超えの壮絶なオーケストラ。
一色だけのオレンジ色の照明が、ステージを彩った。
演奏も、音も、パフォーマンスもビジュアルも
すべてが完成されていて、まるで夢を見ている様だった。
そして私たちは何度でも、 " ボアダムス " という名の夢を見るのです。
『 ボアダムス、あんなバンド世界中さがしてみても絶対に居ないから。絶対に!本気で探しても見つけらんないよーまじくっそ最強~!もう感想保留!無理。いま言うのは。すご過ぎた。想像を超えて最強に壮絶に楽しく圧倒的に一線を超えてた。あれは一体なんだったんだろう。 』
――――― maco ( HOT BANANA主宰 )
『 2012年、イギリスのATPフェス→大阪→東京→金環日食とBOREDOMSのギターオーケストラにベースで参加。太古にタイムスリップし、儀式をリアル体験。土の上に裸足の状態から恐山を経由→上昇。大気圏を突き抜け宇宙へスパゴ。月と会話し、太陽まで辿り着く。そこには見たこともない新しい7色の輝きが…精神解放し無重力ダイビング。祝祭典。踊り狂いながら地球に帰還。そして海へ…とてもドラマティックな旅であることに気づいた。』
――――― K.E.I.
『 太陽
命を感じたライブ。
リングのあとの静寂。突如砂埃とともに勇敢に鳴きだす命。
新しいEYEとヨシミは子供のようにかけあう。
拍子をとる6人のドラマーと、オーケストラもソレを追いかける。。
カンカクでしか聞こえない、結して言葉にはできない現象を観てしまった。
音楽ではなかったんだ。
Boredomsは凄い現象です。』
――――― ALTZ ( F*O*L / ALTZMUSICA )
『 泣いた…泣いた…BOREDOMSのLIVEで涙が出る程、鳥肌がたち、感動した。
EYヨちゃんの人柄をLIVEの中で合間見れる瞬間が所々で観て感じる事が出来た。僕が大好きなEYヨちゃんはやっぱりEYヨちゃんでした。
BOREDOMSは最高級のEcstasy MUSIC!』
―――――LOVE
◎BOREDOMS◎
1986年、結成。88年、ソニック ユースと当時のNYアンダーグラウンド シーンの最先端に位置する来日公演で共演。彼らはボアダムスのステージに衝撃を受け、その名は一気にアメリカにも知れ渡る。唯一無二の異彩を放ち、そのLIVEパフォーマンスは海外でも定評がある。