あんまりにも綺麗だったから 忘れたくないので 書いておこう。
第二段。
子供の頃 ある霊能者の人が 古城を訪れるっていうTVを見ました。
そこは地元でもやはり 有名な心霊スポットらしい。
まぁ、歴史が歴史だし。お城だし?
ゴースト・キャッスルは 観光地。
何でもお姫様とか騎士とか ようは 現代にはいないよね?
な、お方たちが 現れるそうで。
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何でも 大好きなお姫様を探して 城主殿はこの世をさ迷っているそうな。
お姫様は 殺されたか病だったか忘れましたが 先にこの世を去ったそうな。
その後 お姫様に会いたくて 城主殿は自ら命を絶ってしまったらしい。
『そのせいで 彼は亡くなった彼女とは
別の時間をさ迷う事になってしまいました。』
お姫様の亡くなった時間が 彼女の 永遠の今 に なったから
城主様の亡くなった時間が 彼の 永遠の今に なってしまって
二人の時間が これから先 交わる事は無くなってしまったのです。
――というような意味のことを 霊能者の方は 一生懸命説明していました。
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え?
死んで一緒の世界を見れるんじゃなかったの?
お姫様の元に行けなくなっちゃったの?
かわいそうな 城主様。
その霊能者さんは 今その無念な気持でいっぱいの 城主様といるんだ
彼が側にいて 教えてくれるんだ と言っていました。
うん。
側にオトコノヒトがいるね。
はっきり見えないけど、明らかに現代人じゃない格好の
薄い薄い茶色の上着を着たオトコノヒトと。
と、思ったのを覚えています。
霊能者さんと一緒になって 重なって
塔の上に立って
右手に在る方の もう一方の 塔の方を見ていました。
そこには 真っ白いドレスを 向かい風に はためかせて
こちらを見ている 綺麗な オンナノヒト が 見えました。
『ほら!今、あっちの塔の方に彼女がいます。彼女もこちらを見ています。』
霊能者の人が 言いました。
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うむ。
この霊能者さんと どうやら 同じものが見えているらしいなぁ~と思いました。
寂しくて でも 一目でも会えて 彼女は 嬉しそうでした。
死んだ後も 風に強く吹かれるのだな と 妙に感心しつつ。
塔のてっぺんで風に吹かれて 彼を想っている 彼女は 寂しくて 綺麗でした。
側に行きたくて お城をさ迷っても 彼の姿を見失うから
そこで風に吹かれていようと思ったから 彼女はそこから
駆け出さないでいるのだと 思いました。
子供だったし ただの 幻想なのかもしれないけど。
何とも説明がつきません な 思い出です。
今でも時おり思い出しては
時が二人を浄化してくれていますように と 祈らずにはおれません。
だから せめて 皆が幸せになるお話だけを 書きたいな。
最近 こうやって 思い出を言葉に変換すると
色んな意味でいいな、蘇るな、と 思いました。
まぁ ファンタジー要素満点ですけどね!