雑食系の左右のマナー(2)~椅子の座り方とエスカレーターの乗り方 | mitemoのブログ

■椅子の座り方~異論続出
一般的なテーブルマナーでは、椅子の左側から入って着席し、椅子の左側から退席するのが正しいとされています。

では、就活などにおける面談の場合、椅子の座り方はどうしたらよいでしょうか?


テーブルマナーと同じだという人もいれば、下座、すなわち扉に近いほうから着席・退席するのがよいという人もいます。
いや、着席や退席における動作の美しさのほうが重要だという人もいます。
正直なところ、私にはよくかりませんが、皆さん、どのように思われますか?


それよりも、椅子に座っているとき足を組んでよいかという点に興味があります。
海外の首脳会談などを見ますと、女性でも堂々と足を組んでいます。
古い人間なのでしょうか、私には違和感があります。
椅子の生活が一般的な欧米では、座ったとき足を組む方が足をそろえるより楽なので、足を組むことはどうもマナー違反ではないようです。


ちなみに、満員電車で足を組んで座るというのは、TPOから見て、マナー違反でしょう。


■エスカレーターのマナー~郷に入っては郷に従え
新幹線などで東京と大阪を往復した際、エスカレーターの乗る位置に違和感を感じたことがある人は少なくないでしょう。
東京が左側に対して、大阪は右側です。


実は、グローバルスタンダードは大阪の右側です。
1970年の大阪万博の際に、外国人が訪れるということで、エスカレーターの乗る位置を右側と広宣しました。
アンチ東京も手伝って現在に至っているとも言われています。

この場合、自己の主張がどうであろうが、“郷に入っては郷に従え”というのが、社会人としてのマナーです。


以上、押さえるべきところはきちんと押さえて、いざというときに頼もしいのが”雑食系”の特徴です。