哲学者のデカルトは「困難を分割せよ」と言いました。
考えてみれば、一部の意思堅固な人を除いて、人間は目先のことに左右されます。
目標設定も同じです。
一番拙いのは目標を立てずに成り行きまかせです。
逆に、目標設定をした場合、これを分割するのが効果的です。
例えば、3ヶ月後に120ページの論文を完成させる場合、1ヶ月後の目標はといえば40ページとなります。
さらに、1週間後の目標は10ページとなります。
長い文章を書いたことがない人にとって10ページの壁は大きなものです。
しかし、もっと近い目標として1日2ページと設定すれば、2ページならなんとかなりそうに思われます。
あまりにも高くて遠い目標はピンとこないものですし意欲がでません。
こういう場合、困難を分割して、毎日達成感を経験する工夫すればよいのです。
凡人にとって、意欲を持続させるためには、目先の達成感が必要です。
以上、押さえるべきところはきちんと押さえて、いざというときに頼もしいのが”雑食系”の特徴です。