雑食系の物言い~順番が重要 | mitemoのブログ

料理の「さしすせそ」というのをご存知でしょうか?
調味料は、砂糖・塩・酢・醤油・味噌の順で入れるというのです。
このように、ものごとを進めるのには順番が重要だということです。


同じように物言いにも順番というものがあります。
NOから入るのではなくYESのほうが一般的に印象が良いと思われます。


例えば、自分の性格を言う場合、「自分は嫉妬深く頑固なところがありますが、粘り強く勤勉です」というよりも、
「自分は勤勉で粘り強いが、頑固で嫉妬深いところもあります」と言ったほうが印象は良いと思います。
同じ言葉の順番を変えただけですが、両者の差は非常に大きいです。


あるいは、相手の意見に対して、同調できないときも、まずは共感を示すのが良いやり方です。
「確かにご指摘のとおり効果はあると思いますが、しかし、もっと効果的なやり方がありますがいかがでしょうか?」


これに対して、次のとおりはじめから否定すると印象はよくないです。
「それには反対です。もっと効果的なやり方があります。確かに、ご指摘のとおり効果はあることはありますが・・・」


以上、物言いの順番をきちんと押さえるというのが、いざというときに頼もしい”雑食系”の特徴です。