常識的にいえば、「可笑しいから笑う」という因果関係が正しいようにも思えます。
しかし、女子中学生などの会話を聞いていると、笑うから可笑しいという場面に遭遇します。
アランかベルグソンであったか、「可笑しいから笑うのではなく、笑うから可笑しい」というようなことを言いました。
笑顔の効能として、免疫力がアップするとか心身が活性化するとかいろいろ言われています。
また、就活に限らず、社会人のつきあいで、笑顔が重要だと言われています。
なぜでしょうか?
1つは、楽しくないときでも笑顔になることで楽しい気持ちになるという効用です。
もう1つは、自分の笑顔により、相手も釣られて笑顔になり楽しい気持ちになる効用です。
これが、笑顔の意味です。
ところが、笑いにも、いろいろ種類があって、国際会議などの席で日本人は、スマイルかサイレンス、あるいはスリープになると揶揄されました。
ここでいうスマイルは、ひきつった笑顔、苦り切った笑顔でしょうか。
面接でも、ひきつった笑顔ではなく、さわやかな笑顔で応対できるかが、重要です。
実は言葉の内容以上に、見た目で判断されるというのが常識です。
以上、押さえるべきところはきちんと押さえて、いざというときに頼もしいのが”雑食系”の特徴です。