こんにちは。エアコン万歳、すばらしき人類の発明。
とはいえ、それが本当に正義なのかは分からないけどね。電気代、エネルギー問題、環境破壊。でも、あるおかげで今この夏の瞬間を生きれています。
さて、ブログをとりとめなく自由に書くのもいいなと思って、PCに向かったわけですが、夏っぽい内容を書こうとするとありきたりになってしまうなと初手から迷うのです。
もう、このブログは何年だろう?2011年からか!いま数えたら、14年目でした。そりゃあ段々と書くネタがなくなってきますよね。
そういえば、中学一年生の時に、夏休みの美術の宿題で絵を描きました。
青空を描いて、その上にレタリングした文字を書き加えたものです。シンプルイズベストを狙った爽やかな作品でした。
夏休み明けてから、クラスでどんな絵を描いたかすこし話しました。
そして事件は起こりました。クラス問題、学年問題、いや学校問題になりました。
ある二人の生徒が提出した美術作品がとても似ている、、と。どう評価したらいいのだと。
要は盗作されたのです。
先生に呼び出されました。私だけ呼び出されると目立つので、学年全員が面談を急遽やることになりました。
ダミー面談に、私も最初気付かずに、まさか自分の作品が盗作されたとは、先生から「実はね・・・」と言われるまでぼーっとしていました。あまりの展開に当時の私は顔面蒼白。そしてどっちが盗作されて、どっちが盗作したのか、の話になりました。私はびっくりして混乱していていました。それがかえって私が犯人でない態度として先生に理解されましたが、続いて犯人はどうして盗作したのか?という話になりました。
よほど夏休みの宿題に困っていたのか?それにしても盗作するとは、よほどあーずさんは意識されていたのだね。という話になりました。最後に、あーずさんに非はないだろうけど、この宿題で成績を評価することは出来ない、次回以降気を付けて、頑張って。
絵を描くのは好きだったので、とても悔しかったです。
それから、オリジナリティについて考えるようになりました。
本気で創作するときは、人と重ならないアイディアを考えること、アイディアを簡単に公開しないこと、簡単に真似できないない作品に作り上げること。
こうして、文章や絵や踊りが、私の中にできてきました。
もちろん普遍的なものとしてありがちな表現になるときもあります。でも、ここぞというときは、「私」の作品になるように、考え抜いて、表現するようになりました。
すごいきっかけをくれた、私の思い出でした。
ちなみに、盗作したやつの見当はついていました。先生は名前を伏せましたけどね。残念ながら、意識されて嬉しいとは思えない相手だったこと。そして、嫌いになったこと。それが私の夏でした。
ここまで書いてから、今回のタイトルを改めて考えるなら、なんでしょうね。
「好きの気持ちは真似は、果てしなく離れていく」ということで締めます。