《データ編》
❶ 人気
人気薄の激走が目立つ。 穴は⑥~⑩番人気
過去10年、①番人気は[3・2・0・5]で5連対。③番人気以内の決着は1回のみ。⑥番人気以下で連対した9頭は⑥~⑩番人気。7年で人気薄が連対している。GⅠ実績馬が揃うが、人気薄の激走が多く波乱傾向が強い。
❷ 配当
中穴以上の決着が多い。 人気馬と人気薄で荒れる
過去10年、馬連10倍以下は1回のみ。50~90倍台が3回、万馬券が1回。かなり荒れている。直近4年は34倍、27倍、20倍、23倍で全て中穴決着。人気馬に人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。
❸ 脚質
追い込みが決まりやすい。 渋ったら差し追い込み馬
過去10年、逃げ馬は[0・2・2・6]で2連対。先行馬は7連対。最終週の荒れ馬場で追い込みが決まりやすい。稍重で行われた4年の連対馬8頭のうち7頭が差し追い込み馬だった。馬場が渋ったら差し追い込み馬を重視。
先行馬:②③⑤⑧⑩
差し追い込み馬:①④⑥⑦⑨⑪⑫⑬
❹ 前走
近年は前走4着以内。 巻き返すのは天皇賞(春)組
前走6着以下から連対した6頭のうち4頭が前走天皇賞(春)で6、7、7、10着だった。天皇賞(春)で6着以下に負けた馬の巻き返しに注意。近年は前走GⅠで4着以内に入った馬が活躍している。
前走天皇賞(春)で6着以下だった馬:該当馬なし
前走GⅠで4着以内に入った馬:②③⑤⑩⑫⑬
《ポイント編》
❶ 実績
穴はGⅡ以上で勝ち星がある5、6歳の関西馬
⑥番人気以下で連対した9頭のうち7頭に芝2000M以上のGⅡ以上で勝ち星、残る2頭は前走GⅢを勝っていた。9頭のうち6頭が5、6歳の関西馬だった。穴でこれらを満たす先行馬と追い込み馬を絡めたい。
芝2000M以上のGⅡ以上で勝ち星がある馬:①②③④⑤⑥⑦⑨⑩⑫
上記該当馬で5、6歳の関西馬:②③④⑦⑫
前走GⅢを勝った馬:該当馬なし
❷ 前走着順
天皇賞(春)は着順不問。 天皇賞(春)以外は4着以内
連対馬20頭のうち13頭にGⅠ勝ち、2頭にGⅠ2着、3頭にGⅡ勝ちがあった。天皇賞(春)組は着順不問。天皇賞(春)組を除くと連対馬14頭のうち12頭が前走4着以内。前走重賞で4着以内に入ったGⅠ、GⅡ実績馬に注目。
前走天皇賞(春)組以外で前走4着以内に入ったGⅠ連対、GⅡで勝ち星がある馬:①②③⑩⑬
❸ コース実績
今年は京都芝2200M。 京都実績がある差しタイプ
過去10年は阪神の内回りの芝2200Mで行われたが、今年は京都外回りの芝2200Mで行われる。直線の長い外回りコースで差し追い込みが決まりやすい。京都外回りで実績がある差し追い込みタイプに注目。
京都芝外回りコースで連対がある馬:②③⑤⑥⑦⑫⑬
上記該当馬で差し追い込み馬:⑥⑦⑫⑬
❹ 天皇賞(春)組
前走天皇賞(春)3着以内は人気でも過信禁物
前走天皇賞(春)の勝ち馬は[1・0・2・2]でタイトルホルダーが勝ったが、①番人気のゴールドシップが15着、キタサンブラックが9着に終わった。天皇賞(春)2着馬は[0・0・0・6]、3着馬は[0・0・0・4]で不振。
同年天皇賞(春)で3着以内だった馬:⑤⑫
《ミッチーの買い目構想》
前走ドバイシーマクラシックで連対した①番人気は堅実なので軸候補にしたい。前走GⅠで4着以内に入った人気馬に注目。前走天皇賞(春)3着以内は人気でも危険。馬場が渋ったら差し追い込み馬に注目。特注はルメール騎手の騎乗馬、ノーザンファームの生産馬。