《データ編》
❶ 人気
人気薄の激走が目立つ。 別定GⅡでも荒れる
過去10年、①番人気は[3・0・0・7]で3連対。②番人気は[3・3・3・1]で①番人気より堅実。⑥~⑨番人気が4連対、⑩番人気以下が3連対。10年のうち7年で人気薄が連対して荒れている。別定GⅡでメンバーが揃うが波乱傾向が強い。
❷ 配当
ガチガチ決着は稀。 中穴以上の決着が多い
馬連10倍以下は1回のみ。本命狙いは妙味がない。50~60倍台が3回、万馬券が1回出ている。直近5年は25倍、14倍、53倍、7倍、27倍で中穴決着が多い。人気馬に人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。
❸ 脚質
差し追い込み馬が活躍。 芝1400M巧者に注目
過去10年、逃げ馬は[1・0・1・8]で1連対。19年に②番人気のダノンスマッシュが逃げ切った。差し馬が6連対、追い込み馬が7連対。速い流れで差し追い込みが決まりやすい。鋭い決め手がある芝1400M巧者に注目。
芝1400Mで連対歴のある差し追い込み馬:④⑥⑩⑪⑬
❹ レース間隔
中3週以下は不振。 中4~6週の連対が多い
連闘、中1週、中3週は連対なし。中2週は1連対のみ。前走高松宮記念、ダービー卿CTを使って中4~6週できた馬が13連対。中9週から半年は⑥番人気以内なら[2・4・2・8]で6連対。⑦番人気以下は[0・0・0・19]。
中3週以内の馬:②③⑥⑫
中4~6週の馬:①⑤⑦⑩⑪⑬⑮
中9週から半年までの馬:④⑧⑨⑭
半年以上の休み明けの馬:該当馬なし
《ポイント編》
❶ 人気
上位人気馬が勝ち、2着に人気薄が来る
過去10年のうち9年で①②番人気のどちらかが連対している。軸は人気馬から選びたい。16年以降に⑥番人気以下で連対した6頭は全て2着。前走重賞で負けた⑥~⑪番人気が2着に激走して波乱を演出している。
❷ 実績
芝1400M重賞連対馬が巻き返して波乱を演出
⑥番人気以下で連対した7頭のうち4頭に芝1400Mの重賞で連対があった。この4頭は前走重賞で2、6、10、17着に負けていた。前走負けた馬が適距離で巻き返す。特に芝1400Mで速い持ちタイムがある馬に注意。
芝1400Mの重賞で連対歴がある馬:①④⑥⑩⑬⑮
上記該当馬で1分20秒台より速い持ちタイムがある馬:⑬⑮
❸ 枠順
5~8枠の連対が多い。 外枠の差しタイプ
枠番別では1~4枠は[1・2・7・58]、5~8枠は[9・8・3・67]。1、2枠[0・0・3・29]で連対がなく不振。連対馬20頭のうち17頭が9番より外に入っていた。必ず9番枠より外が連対している。外枠に入った差しタイプに注目。
5枠より外の馬:⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮
9番枠より外の差し追い込み馬:⑩⑪⑬
❹ 前走着順&脚質
前走重賞連対馬は未勝利。 高松宮記念惨敗馬が巻き返す
前走重賞勝ち馬は[0・1・2・2]、2着馬は[0・3・1・3]で勝った馬はいない。前走10着以下から5頭が連対しており、前走高松宮記念なら着順不問。高松宮記念で惨敗した馬が前に行って巻き返している。
前走重賞で10着以下だった先行馬:⑦⑨⑮
前走高松宮記念だった馬:①⑮
《ミッチーの買い目構想》
①番人気の連対は4歳馬のみなので該当馬は軸候補にできる。①②番人気を軸に人気薄を絡めるのが妙味。9番より外枠に入った馬が連対中。穴は速い持ちタイムがある芝1400M重賞連対馬。特注はM・デムーロ、川田騎手の騎乗馬、ロードカナロア産駒の馬。