私が長くうつ病に悩まされていることを、今まできちんと書いたことがあっただろうか…
かれこれ10年以上前になるが、仕事で小さなミスを繰り返すようになった。一年目の冬。
突然、真夜中に死にたくなって、最後の望みの綱である「いのちの電話」に電話した。
…話し中だった!
大学時代、お世話になった学生相談室の精神科医に相談してみようと思った。
正直、これを思い出してよかった。
思い出せなかったら、冷徹に自殺を決行していたかもしれない。
眠れずに翌朝一番で受診した。担当医は私の話を聞いてくれた後、言った。
「知識としては知ってると思うけど、今、重症のうつ病エピソードの真っ最中です。」
仕事は休めと言われた。
「うつ」という病気だとわかって、気が軽くなった。
仕事でミスばかりして、いつも疲れてばかりで、
失恋もして(これだけはうつと関係ないかもしれないが)、
生きていても価値がないと思っていたのは、私がいたらないからではなく、
病気のせいだったのだ。
抗うつ薬内服と休職でかなり楽になったが、しばらくすると違う問題が浮上した。
お金がなくなったのである。
お金がないことが、気持ちを不安定にした。
たまたま幸運だったことに、主治医に簡単なアルバイトを許可してもらい、
しのぐことが出来た。
(このときが一番高収入だった!)
10ヶ月の休職を終え、アルバイトから常勤(?当時額面上は非常勤採用だったため)に
復職できたが、抗うつ薬は飲み続けていた。
細かい波があって抗うつ薬や睡眠薬を止めるところまでいかなかったのだ。
そして結婚し、愛媛に移住した。
結婚・転居のストレスは何とか乗り切ったが、愛媛にフィットしないことと、
関東とは比較にならぬ低給が、今も私をむしばんでいる。
今日は、払えそうもない請求書が二通来たので、もう、愛媛から逃げ出したい気持ちでいっぱいである。