『南部鉄器』や『南部杜氏』を生み出した『さんさ』の街、岩手県盛岡市。
『宮沢賢治』や『石川啄木』らが青春時代を過ごしたこの街に着いてまず向かった先は岩手を代表する日本酒を造る明治4年創業の『あさ開』の酒蔵見学へ行ってきました♪
南部藩士だった七代目『村井源三』が武士を辞め、明治4年に現在の地で創業し、侍から商人としての再出発と、明治という新しい時代の幕開けにかけて『あさ開』の名を付けたとのこと(^^)
盛岡には初めて来たということもあり、先に書いた本場『南部杜氏』の造る酒蔵をとても見たかったので楽しみでもありました(^-^)
予約電話の段階でこの日は昼だけで200人を優に超える見学の申し込みがあったとのことでかなり驚いたんですが、酒蔵に辿り着くと観光バスが何台も停まっていて、ここまでの規模でオープンにしている酒蔵は初めてでした(ノ゚ο゚)ノ
広い敷地には『八幡稲荷神社』が鎮座し、そこを通って趣ある外観の『昭和旭蔵』へと案内してくれました(^O^)
ここで麹室、麹枯し場(出麹室)、酛場(仕込室)、槽場(搾り室)、吟醸発酵室、自家製麹室、酒母室、原料処理室と順に見て回って『昭和旭蔵』を出て、
仕込みは終わっていたけれど瓶詰めは稼働していた隣の蔵で瓶詰めの工程を見て見学は終了(・∀・)
昔ながらの手づくりの工程と最新機械による近代的な工程を両立しながら上質な酒造りをしている『あさ開』の蔵見学を堪能しました(^∇^)
『地酒物産館』での試飲では『あさ開』の酒蔵限定販売の"大吟醸"、"大吟醸・大吟醸・生原酒"をはじめ"蔵出し原酒"、そして有料試飲では『あさ開』のフラッグシップ『旭扇・極上純米大吟醸』、を飲んで、名古屋から来たという話をしたら"旭扇・純米大吟醸"、"結の香・純米大吟醸"、"純米大辛口・水神"、"純米吟醸・にごり酒"、43度もある酒粕焼酎『あさ開・単式蒸留酒粕焼酎』などをいただきながら岩手の酒造好適米『吟ぎんが』や『結の香』やお酒の話などで盛り上がりました(‐^▽^‐)
『あさ開』に向かう道中見事な桜が咲いているのを見て行きたいと思った近所にある『盛岡八幡宮』へ(^O^)/
風に舞う桜吹雪が荘厳な『盛岡八幡宮』と同じ境内にある『盛岡護国神社』により一層風流な趣を与えてくれて素晴らしいひと時を過ごせました(*^▽^*)