多様性という便利な言葉のおかげで
何かと逃げ道が多い世の中で
達成感を感じることも少なくなった
24時間テレビに関しては
いろいろ賛否があるけど
105kmを走りきった彼は純粋に素晴らしい❗
彼のこれまでの背景もあり
ゴールの時には私も涙が溢れた

(サウナの中でよかった...)
日本中からの注目を一人で浴び
「番組内に走りきらなくてはならない」
という凄い重圧の中での走りは
体力だけじゃなく精神的な負担も
そうとうなものだ

皆さんは最近、
自分の限界を超えるような挑戦を
したことがあるだろうか
私のように50歳を過ぎてくると
年齢のせいにしたり
最初から諦めたり
言い訳ばかりが先に出て
挑戦することが少なくなる
これは、
運動(体力的)だけではなく
物事の考え方にも影響してくる
そんな流れに流されないように
私は自分で自分に負荷をかけるようにしている

ちょうど24時間テレビで
横山さんが走り出したころに
私は自転車レースに挑戦していた🚴♂️
二年前に初参加して今回2回目の参加

前回は1時間耐久に参加したが
途中脚がつって大変な思いをしたので
今回は子供達と同じ2周レースにしようと
エントリーした

その事を自転車屋に話すると、
「えっ…!
スピード速くて
めちゃくちゃハードなレースですよ…
それに年齢別じゃない
ガチのやつじゃないですか!」
えっ…
そうなの…

よくよく調べたら
50歳以上のレースがあったが
時すでに遅し…

オマケに
タイムが遅いと
一周目でリタイアになるとか

スタート!
一昨年の耐久レースと違い
皆さん一斉にスタートダッシュ❗

この自転車レースは自動車レースとは違い
コースを逆周りするので
いきなり登り坂が続く
体重の重い私は
どんどん引き離されていくが
下りに入れば逆に体重を生かしてフル加速

恐怖心を吹きとばしペダルを踏みっぱなし
時速70km近いスピードで距離を詰める
なんとか棄権にならず1周目を終えたが
もう肺と脚が悲鳴を上げ
2周は無理だなという考えが頭をよぎる…
諦めるなんて
選択肢はない!
体力は限界だったが、
ここからはまさに気力!

ゴールまでの登り坂がキツくて
ペダルを踏んでも踏んでも
前に進まないような感覚になり
ゴールが遠い…

ゴール🏁
コース上の温度は40度を超え
11kmのレースを全力で走ったせいか
耳の聴こえが悪くなり
脚もガクガクで
自転車から降りることも出来ない…
そのまま救護所へ走り
なんとか自転車を降りたが
そのまま倒れて起き上がれず

氷のうで身体を冷やされ
経口補水液を口に流し込む
「あんまり気分が悪いなら
救急車呼びますよ」

20分ほどすると
ようやく立ち上がることは出来たが
耳の聴こえは悪いまま…
子供や知り合いの方からも
「完走おめでとう🎉」
「たいしたもんだわ!」
と声をかけていただき
ようやく身体の辛さより、
やり遂げた喜びが増してきた
