このブログは、公営企業会計のわかりにくいところを、私の経験や知識から説明してみるブログです。

2016〜2018の3年間、実際に職場の水道企業会計を担当して、その間に学んだことや、失敗したことなども含めて書いていきたいと思ってます。

まず、公営企業とはなんぞや?といいますと、

「公営」のとおり、
おおやけ=役所が運営しているという、企業=会社です。

役所がやってる会社?
役所が儲けてどうする!
役所は住民に等しくサービスする組織じゃないのか?

と思うかと思います。

そうです。
役所は基本的に住民みんなに、公平にサービスを提供します。
(税金は収入が多い人からいっぱいとりますが)

年収が多くても少なくても、通れる道路の本数は変わりません。
住民票の手数料も、出てくるまでの待ち時間も変わりません。

そういうもんです。

じゃあ、水道はどうでしょう?
年収の多い人の家は高級ミネラルウォーターが出て、少ない人の家は川の水じゃないですよね。

やっぱり公平に、蛇口を捻れば綺麗な水道水が出ます。

では、使う量はどうでしょうか。
家庭で水を使うのは、飲用、炊事、洗濯、お風呂、トイレ、、、など。

製造工場とかだと、業種にもよりますが大量の水を使うことがあります。

これで水道代が1人いくらとか、一軒いくらだったら、公平とは言えないですよね。

だから公平に、「使った量に応じて」料金を決める必要があるんです。


では、その料金ってどうやって決めましょう?



世の中に売ってるものの値段は、たいてい「製造コスト」+「上乗せ利益」でできてます。


水道料金も同じ。水道水を作って届けるのに、どれだけのコストがかかってるかによって、料金が決まってます。


ちなみにこのコストには、人件費、薬品費、電気代、施設の維持修繕費、そして減価償却費などが含まれています。



この製造コストのことを水道の場合、「給水原価」と言います。

この給水原価をもとめるために、ほかの会計からは独立しているのです。




まとめると、



○料金を使った量に応じて負担させる


○水を作るのにいくらかかってるか計算する



この2つのために、ほかの会計からはは独立させ、しかも企業会計を採用しているのです。



まだまだ書きたいことはいろいろありますが、とりあえず今日はこの辺で。


ではまた!!