すごく評判が良くてロングランと言うのを見て、観てきました。
見終わって、今まだ重苦しい感じが鳩尾に残ってます。
観ながらもずっと「重い😰」と思いながら観てましたよ。
草彅君の演技がやっぱり素晴らしいんでしょうね。
草彅君の女装、全然綺麗じゃないじゃないですか。
でもそういうことじゃないんですよ、なぎささんはそういう人なんですよ。
そこにいるのはなぎささんなんです。
世間の片隅で、時に涙を流しながら生きてるトランスジェンダー。
なんだかその赤裸々な感じがよくわかります。
でも姪っ子を預かることになって、そのイチカちゃんが踊るバレエが美しく才能に溢れた姿を見た時のなぎささんの表情が、抜群に良かったです。
なぎささんの人生に美しくて明るい光が灯った瞬間ですよね。美しい表情でした。
なぎささんの生き様の話なのか、いちかちゃんの成長ストーリーとも言えるのか。
何にしろ、私には重かった。
見終わった後も重苦しさが鳩尾に残る。
この感じは何なのか、よく考えて見ました。
そしたら前に似た感じになったことがありましたよ。
ミリオンダラーベイビーを観た時の感じです。
後に残るツラさの第一位は間違いなくミリオンダラーベイビーです。
第二位は戦火の中へ、これも外せん。
その次の第三位にこの作品を入れてもいいでしょう。
近頃キンプリの可愛さに逃避している私なので、余計に振り幅で辛いのかなー。
いや、観れて良かった作品でしたよ。
それにしてもいちかちゃん、脚長過ぎる〜。
綺麗な子でした。