２０２４年７月２２日（月）
還暦富士登山
おまけの後日談です。
山頂の記事の際に書いたように、私は「お鉢巡り」ツアーに参加しなかったため、富士山山頂郵便局へは行けませんでした。
でも、山頂郵便局から絵葉書を出すのが夢だった私は、山小屋で眠い目をこすりながら書いた絵葉書を、添乗員さんにお願いして投函してもらったのです。
出した絵葉書は５枚。
友人４人宛てと、自分自身宛てに１枚。
自分宛ての絵葉書は、投函から一週間後に自宅に届きました。
自分宛ての絵葉書は、コレです。
そして、念願の消印が、これです！
ズームアップ
この「富士山頂」の文字が感慨深いです。
消印の日付は、「6．7．22」
福岡県の我が家に届いたのが、7月29日でした。
夢がまたひとつ叶ったお話でした。
思いをはせると、あの郵便局で投函された郵便物を麓まで運んだ方がいるわけで、自分の身一つも山頂に行くのに必死だった私には想像もできない世界です。
これにて、富士山への道、完結でございます。
完
２０２４年７月２２日（月）
還暦富士登山
下山はＡちゃん＆Ｍちゃんと一緒じゃないので、私だけ！
私のイチ推し添乗員「タケちゃん」は下山組６人を率いてくださるというので、ただただタケちゃんについていくのみだわ～。
この「天上」の景色と別れ、下山です。
６合目近くまでは、登ってきた登山道とは違う下山ルートで下ります。
下山ルートは火山灰の砂の中を滑りながら下る感じで、滑りやすい、つまずきやすい、とにかく要注意です。
注意してても２回尻餅つきました。
尻もちというか、お尻で滑って行く感じ。
でも、私だけじゃなく、みんな滑ってましたからー！
（苦笑）
砂ぼこり対策に、マスクをしている人も多いです。
私は対策してなかったので、下山後は喉がイガイガしてましたし、鼻の中が真っ黒でした。
途中、その砂ぼこりがつむじ風に巻き上げられて、小さい竜巻ができてました。
私の周りにいた外国人の方々が「Tornado（トルネード）」と言ってるのが聞こえました。
あ！！
私たちが泊まった「白雲荘」が見えます！
そして、はるか下方には、昨日登り始めたスバルライン５合目が見えます。
いま、そこを目指して下山中です～。
気をつけなきゃならないのは、吉田ルートを使っているけど、私たちが目指すのはスバルライン５合目であること。
「吉田口」と書いてある方へ進むと、５合目ではなく、山麓の登山口に向かってしまうそうです。
登りと違って下りは、添乗員さんが最後まで面倒みてくれるのではなく、途中で添乗員さんと別れて、自力で下山することになります。
別れ際、タケちゃんには「本当にお世話になりました！いつかまたタケちゃんの添乗するツアーに参加したいです！」と言ったら、タケちゃんが「あ、じゃあ今からまた山頂に行きます？」って！！！
タケちゃん、この日も１グループをガイドするんですって！
連日凄すぎる！
だから、ひと夏に30回も山頂に行くのね…。
どんどん目線が低くなっていきます。
さらば。
富士山。
お世話になりました。
さて、無事に５合目登山口のゲートに着き、係員さんにタグを見せてゲートを通過しました。
Ａちゃん＆Ｍちゃんが下ってくるまで待ちます。
レンタルしてたトレッキングポールを返却し、お土産を物色して、休憩所でストレッチしたりして体を休めていました。
１時間半ほど待って２人と合流。
５合目にはいくつもレストハウスや土産物店、宿泊所がありますが、私たちが利用したのは「富士山みはらし」
その２階のレストランで、小さな打ち上げをしました。
Ｍちゃんが 富士山ポーク丼
Ａちゃんと私は おつかれさまセット
おつかれさまセットには富士山の地ビールがついてるので、Aちゃんと私は違う種類のビールを選択して、飲み比べしました。
富士桜高原麦酒
ピルス と ヴァイツェン
アルコールに弱いMちゃんは水でしたが、３人でお疲れさまの乾杯をしました。
無事に、ミッション・コンプリートだね！
このあと、ツアーの23人が再び集合しまして、バスでスバルラインを下ります。
麓にある富士急ハイランドの隣の温泉施設「ふじやま温泉」で、体中の汗や火山灰や疲れを洗い流してから、バスで新宿へ戻り、新宿駅前で解散でした。
新宿駅前でAちゃん、Mちゃんと別れ、私は再びホテルに宿泊し、翌日（７月23日）に飛行機で北九州へ戻りました。
秋に、３人で富士登山の打ち上げと、還暦祝いをする約束をしました。
楽しみです。
おまけへ続く
２０２４年７月２２日（月）
還暦富士登山
下山はAちゃん＆Mちゃんと別行動となります。
まずは富士山の火口を見て、山頂神社に参拝してから下山です。
ここは火星って言っても通りそうな風景。
これが、富士山の火口ですよ。
飛行機から見たことはあったけど、まさか自分の足で到達できるなんて！
感無量です！
記念撮影～。
背景の矢印↓のところが剣が峰。
お鉢巡りの方々はそれに向かって歩いているところでしょう。
あそこが、正真正銘の日本一高い所。
標高3776ｍの場所です。
私はたどり着けなかったけど、あの場所に富士山本宮浅間大社奥宮もあり、できることなら参拝して、御朱印も頂きたかった。
でも、私にできる最大の努力がココまでだったので、悔いはありません。
では、神社へ参拝を。
参拝も行列でした。
久須志神社
富士山本宮浅間大社東北奥宮
標高3715ｍ
額には「富士山頂上奥宮」と書かれていますが、奥宮の末社にあたる神社で、須走口、吉田口、川口湖口それぞれの登山道の頂上にあります。
ここは「富士山東北頂上」です。
御朱印
そして、パノラマで写真を撮ってから、下山です。
ツアーの参加23名のうち、お鉢巡りツアーに参加した17名を除く６名が一緒に下山します。
終章（下山）へ続く
