※いよいよ最後の目的地である、岡山県の倉敷美観地区へ入ります。当初は寄る予定がなかったわけですから、けっこうドタバタではありましたが、行って良かった、というわけです。
初出:2010年9月7日
さあとうとう最終行程の人生初倉敷美観地区に突入です。
やっとかよ、という声が聞こえてきそうですが、いやほんと書いてる本人が一番そう思ってたりもしますね。
文章を書くのが大好きで、そのわりにまとめる力がないとこうなります。
で。
すばらしい橋を堪能したあと、とうとう岡山県に入りました。
きびだんごの街でしょう。
名古屋にいるときびだんごなんてめったに食べられませんから、それはそれでとっても楽しみなのでありますが、とはいえまずは美観地区。
お笑いコンビペナルティーのワッキーが、名古屋のテレビ放送局であるCBCテレビの企画で行ったのを観て以来、とっても行きたかったのですね。
まだ行ったことのない県でもありましたし、ほんとにだから今年はいいタイミングだったのでしょう。
ところが、ここではたと気づきます。
おおおっ、旅行の必需品るるぶを持ってきてないではないか。
前にも書きましたが(いつ書いたのかは、書いた本人ですらすっかりわかりませんが(苦笑))、徳島市内と石あかりロードがメインイベントだったので、そうした旅の書は必要なかったんですね。
それが急きょ倉敷へGOとなったものですから、るるぶなんて買うヒマもなくええい、なんとかなるやろ、とウィキペディアで「美観地区」の項目を印刷したものだけを持って潜入した、とまあこんなわけで、必殺・行き当たりばったり旅行となりましたのです。
ま、でも行けばなんとかなるもんで。
駐車場だって、ガソリンは高いけどそうした公共施設は田舎町(失礼!)の常でめっぽう安く、市営駐車場ですっかりオッケーの範囲内。
地上駐車場だと思ったらなんか地下にもあって、徳島で買ったすだちのポン酢も熱中症の心配なく車に置いておけますし。
そんなこんなで、いよいよ第一歩を踏み入れたわけです。
いやまあ、なにしろ暑かったですよ。
暑かったですけど、期待通りのすばらしい風景てな感じで、家族全員感嘆の面持ちでありました。
やっぱりね、日本はいいですよ。
日本人に生まれて本当によかった、とこういう情緒ある風景にひたるとつくづくそう思いますね。
日本人に生まれたですから、やっぱり日本の血が流れているのです。
倉敷ですから、ドラゴンズファンから見た裏切り者・星野仙一記念館なる愚の骨頂なものまでましましておられまして、そこはそれすっかりムシしましたが、それ以外はなんかほんとにい~い風景、を堪能しました。
あまりの暑さに入った喫茶店のカキ氷まであまりにおいしく、心の底から幸せを感じたこの一瞬でもありました。
どうやら結婚式もあったみたいで、川のほとりできれいな赤い着物に身を包んだお嫁さんが記念撮影なんかしてたりして、まあ普通の夏であればほのぼのっともするのでしょうが、今年ばかりは、あ~あ、たいへんだねえ、なんてちょっと気の毒になったりもしました。
川舟にも乗りたかったですが、金と時間とこの暑さ。
そりゃ、回避するのが賢明でしょうに。
お土産はもちろん「興し、煮付け、焚き火、だんご」。(←これの回答は最下段でどうぞ)
けっこういろんな種類があったりもするようで、試食可とのことでしたから、全種類食べてみました。
白桃きびだんごなんてごっついおいしかったですね。
ここぞとばかりに下の娘は、ぱくぱくぱくぱく。
上の娘も、ぱくぱくぱくぱく。
それを頼もしげに見守る父親の図。
楽しい楽しい倉敷美観地区なのでした。
でも楽しい時間は永遠にはつづきませんね。
明日は仕事、と突然現実に引き戻され、ああ帰らなきゃ行かなきゃ。
まだまだお土産見た~い、とほざく妻をひきずるようにして車へ向かうと、いよいよ帰路に着くのでした。
さあこの長かった旅行記もいよいよ次回で最終回。
さいごは別になんもなかったですが、妻のがんばりを称えたいとも思いますので、あともう一日お付き合いのほど。m(__)m
↑子どもたちは元気です。
↑ままも元気ですが、ぱぱはちょっぴりグッタリです。
↑こんな、古い町並み、みたいなところもありました。
回答
「興し、煮付け、焚き火、だんご」
=「おこしにつけたきびだんご」