1996年 99min.
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️☆☆☆
ネタバレ:若干アリ
敬称略
えっとですね、この映画を観始める前に、とりあえず最低限の情報だけ、と思ってネットで調べましたんですね、「デッド・サイレンス」で検索。
そしたらWikipediaで出てきましてね、監督がジェイムズ・ワンなら期待できそうだ、なんて...。😊
で、観初めてオープニングタイトルが出てきて出演者の名前がクレジットされて、てところで、ん?なんか違うな、と。
違う映画じゃねえか。😭おんなじ題名つけてんじゃねえ!って。
でもこっちのが評価高いみたいでしたので、まあテンションはそのまま保ちながら観たんですよ。
マーリー・マトリンが出てます。美人ですよねー。耳が不自由な方ですが、「愛は静けさの中に」で実際に耳の不自由な人の役でデビューして、若干21歳でアカデミー主演女優賞を史上最年少で受賞した方。
↑お綺麗でございます。😊
そういえばその「愛は静けさの中に」でマーリー・マトリンの相手役だったウィリアム・ハート、亡くなっちゃいましたね。
やっぱりそういう、なんかの繋がりでクジ引くんですね。
で、映画ですが。
いきなりオープニングでことが起こっての緊張感です。耳が聞こえない人が人質ってのも緊張感が増しまして、今後の展開が期待されますよ。
ただね、ザンネンながら、けっこう激しめな映画なんですけど、ちょっと登場人物全員に華がないかなあ、て感じなんですよ。唯一マーリー・マトリンが華っちゃ華なんですけど、だからなんかマーリー・マトリンがもったいない気がしてしまうんです。無駄遣い感です。
チャールズ・マーティン・スミスもウザいし、主役のジェイムズ・ガーナーなんて、それに輪をかけてウザいです。スタンドプレイ的な。どっちかっていうと、チャールズ・マーティン・スミスのほうに賛同しちゃいます。
ちなみにチャールズ・マーティン・スミス、若干ウッチャン似です。🤣↓
ジェイムズ・ガーナーもなあ...。だだのオッサンです。😅↓
耳の不自由な子供たちが人質になるって設定なんですけど、その人質のうちの一人もこれまたウザい。平気で銃ぶっ放して、女子供を平気でぶん殴るような犯人に中指立ててケンカふっかけるって、もうお前、なんでおとなしくしとれん?みんなに迷惑かかるやろ、てなります。迷惑どころか、命を殺されてしまいますよ。😭
↑もうなんか、ウザい。😭
↑こんなことする犯人なんですよ!「なるほど」ではないですね。🤣
前回紹介した超駄作「ハチ公物語」と同じく、内容の細かいところも気になりました。
マーリー・マトリンが脱出しようとするところなんですけどね。
慎重にやってますけど、耳が不自由だとちょっとした足音とか物音がしたとかわからないですよね。ならやっぱりこれ、実際には厳しくないですかね?製作段階でそういう検証はしたんでしょうか、と思っちまいますね。
まあそのあとも何度か同様のシーンがあって、犯人は気づいてませんでしたからからいいんでしょうけど、違和感は残りました。
↑めっちゃ音しそうだし...。😅
急流に飲まれるところは、スタントマンがんばってましたから、映画自体にマイナスイメージはないものの、先にも言いましたけど、あまりに登場人物に華がないので、そうした細かいところが気になっちゃうんですよ。
↑スタントマンは、スゴイです。😊
で、あと20分てところですっかり忘れてたチャールズ・マーティン・スミスが再登場します。えー、まだなんかあんのかよ、と食傷気味です。
ところがですね、最後の最後で緊張感ですよ。大とまでは行かないまでも、驚きのどんでん返しが巻き起こります。うへぇ、そういうことかよー、て。
まあ、終わりよければとは言わないですけど、これでちょっと⭐️上がりました。
でもなんかおかしいんですよ。終わったはずなのに、まだあと10分残ってるじゃないですか。
なんて思ってたら、え、マジかよ!!!ってなりました。
ああなるほど、それで世間の評価高いかあ、とナットクではありますね。
まあさすがのわたしも、やられましたとそこは脱帽です。
最初のうち⭐️4つくらいだったのが、7つに爆上がりですね。🤣
ただ、これほど「マジかよ!」があっても、でもやっぱり⭐️8つまでにはならんですね。どうにもジェイムズ・ガーナーが主役っていうのが違和感すぎて、全体通じて7つが限界でした。
↑立ち姿も、タダのジイさんです。😭
これがジーン・ハックマンだったら全然違うんだろうなあ、と思いつつ観了いたした次第です。
m(_ _)m
今日の一言
「え、一番悪いヤツってひょっとしてチャールズ・マーティン・スミスじゃねえのか?」