2016年 92min.
はい、ということでなんかB級ホラーが続きますが...。
えと、以前に説明したかと思いますが、念のためもう一回ご説明します。
なんでこんな聞いたこともない映画ばっかり紹介してるんだ、と。
わたくし、大学時代ですから、かれこれもう40年近くも前なんですが、映画にのめり込んでました。お陰で留年して、でも留年して時間ができたのをいいことにさらに映画を観て、年間400本なんて年もありましたよ。
その熱は社会人になってしばらく冷めていたものの、近年DVDが出回って、スカパー!なんてものが家庭に進出してくると、久々に映画熱が上昇、気がつけば録画した映画本数が3000本を超えてしまっていた、と。
ところがその3000本も、観たのは3割に満たなくって、そろそろいやこれ観なあかんやろ、てなりまして、わたし3年前にクジつくったんです。
3000本ものクジ、作りましたよ。☺️
で、一本ずつ引いていって、引いたものから観ていく、ということを続けているわけです。
もちろん、なにがあろうと引いてしまったら観なくてはいけない、という厳重なルールを自分に課しましたよ。
で、最近になって、そういえばおれブログやってたわ、とか思い出しまして、映画のレビュー(などというほどのものではないですが)を備忘録として書いていこう、と思い立って今に至る、ということなんです。
だからこうしてここんとこ、みんな知らないようなB級ホラーが続いてる、とまあそういうわけで。
クジ引いちゃったもん、しょうがないので、みなさんも仕方なくついてきてくださいね。🤣🤣
で、本題にはいりますよ。
えーと、なんでしたっけ?
ああそう、「ザ・ハウス ~呪縛のAIマンション」ですね。
いつものようにネタバレありますので、お気をつけを。🙇♂️
んと、内容は、その昔食肉工場だった建物をリフォームして、たいそうなAI搭載の未来式マンションを建てたのですが、入った住人が次々となにかに襲われて、大家の旦那は次第に気がおかしくなって、って、またまたこれも、どこかで聞いたことのあるような感です。
↑AI搭載ハイテクマンション、です。
だって、食肉工場の上に住宅作るって、アイディアまんま「ポルターガイスト」でしょ?お墓が食肉工場になっただけ。
でもって、大家の気がおかしくなるなんてもう「シャイニング」ですやん。😅
こうなってくると、その主役の大家さんがビル・プルマンそっくりってのも、なんか狙ったのかとさえ思ってしまいますね。
↑ビル・プルマンが既視感とは...。😭
↑奥さんは美人です。☺️
ガタイもデカくないです。🤣🤣🤣
ただですね、とはいうものの、いろいろマイナス評価聞きますけど、内容に関してはこんなもんかな、とも思うんですね。
マイナスではないかな、と。
たとえば、ハイテクにリフォームしたのにエレベーターが古臭いとかいわれてましたけど、これは、新しさと古いものの融合ってなら芸術家っぽくってアリですし、人がたくさん死ぬ意味がわからんてのもありましたけど、呪いなんだからそらそうやろ、て。
ただ、それが既視感満載のせいで怖くなくなってしまっているのがもったいないんですね。
たしかに「ポルターガイスト」も怖くはなかったですけど、あれは家族愛を描いた映画ですからね。
この映画もそこはちょっとは見られますけど、家族愛を描いたかと言えば、弱い。
↑こんな、それらしいシーンはありましたが...。
↑この少女だけに、食肉工場だった時に住んでいた少年が見えるとか、その食肉工場に勤めていた従業員の息子(左の方)が重要人物でとか、
↑イケメンが出てきて
↑階下に住む住人のかわいい系とエッチな関係になるとか、もうどれもこれも感なわけです。
唯一、ヨークシャーテリアの名前がブッチってのが斬新っちゃ斬新でした。ブッチは大型犬やろ、的な。😅
で、衝撃のラスト。死んでしまった者も残された者もまったく救われん状態で幕を閉じるのです。
後味の悪いことったらありませんのでした。
ちなみにビル・プルマン似の大家さんですが、気がふれて
↑デニス・ホッパーになり、最後には
↑大見えを切って終わるのでありました。🤣
今日の一言
「いつも思うけど、これあとで警察にどうやって説明するんやろ...」