オルガンを勉強すると、机上で学んでいたバロック及びそれ以前の演奏習慣などが実践的に学ぶことができて、知識と演奏が繋がる時、生命が流れ出すのを感じる。

 

今日はこれからレッスン。初めて弾くクープランを学ぶ。

シューマンとバッハ作品との関係を論文で取り上げた時、「イネガル」のことは重要なトピックだった。

 

レッスンに備えて、先日ゴシック様式のオルガンを弾かせていただいた際に、オルガニストの方にクープランをイネガル奏法で実際弾いていただいたおかげで、だいぶイメージが掴めた。

 

Wikipediaを見てみると、

 

イネガルinégalesとは「不均等な」という形容詞。単純な装飾法の一形式であり、簡素で角ばったリズム形に、優雅さや趣、ときには力強さを与える。この奏法は17世紀から18世紀にかけてフランスで確立し、また他のヨーロッパの国々にも浸透していった。

 

適用条件

イネガル奏法が適用される条件は、順次進行の旋律で、拍を分割していることである。正確にいえば、拍子記号の分母の数字よって表示される基本的な拍単位(4/4拍子であれば4分音符、3/8拍子であれば8分音符)を分割する、一対の音符であることである。拍単位そのものを表す音価の音符には適用しない。

 

また、具体的にどの音価にイネガル奏法を適用するかは、拍子によって確定される。バロック時代のフランスにおいては、未だテンポと拍子が強い結びつきを持っていたからである。テンポが速ければより大きな音価の音符に、テンポが遅ければより小さな音価の音符にイネガル奏法を適用しなければならない。例えば、多くの拍子では8分音符が不均等となるが、アルマンドなどの遅い4拍子などでは、16分音符が不均等となる。

 

以上、引用。

 

こういったある程度規則性を知った上で、イネガルを弾きこなせると、表情豊かな演奏になることは想像に難くない。

 

バロックを深めるって、ほんとうに面白い。