「書かれた通りに演奏しない」
こう述べたのは、フランスバロック(もともとフランスではフレンチクラシックなど呼んでいたのだが)の大作曲家、クープラン。
これはイネガルのことを指す。
今日学んだのは、厳密にはイネガルはリズムではない、ということだ。
実際は強弱のことで、パイプオルガンは強弱はつかないので、音の長短で表現することになる。当時のマラン・マレなどのガンバの音楽を聴くと、その雰囲気がつかみやすいという。
つまり、歌から考える。
さらに、フランス音楽は音色を非常に大切にする。
ミサ曲も各曲のタイトルが、音色の名前そのものであったりする。
バッハはクープランを非常に大切に勉強していたそうだ。
今日はクープランを通して、そして、空気を送り込んで音が出る楽器、パイプオルガンを通して、身体から発する音楽の息遣いそのもの、つまり原点に回帰させられた。