6月に入って忙しい毎日が続き、急な暑さもあり少々バテ気味でしたが、金曜日はバロックダンスのオンラインレッスンとオルガンの練習でリフレッシュしました!


バロックダンスのレッスンではアルシードのブレを学びました。


毎回レッスンでは、基本の姿勢とポジションの確認を兼ねたウォーミングアップから始まります。これだけでもうじんわり汗をかき、体の強張りが少しずつ取れていくのを感じます。


続いて、舞踏譜と照らし合わせながら、ブレの音楽の構造を読むことで、舞踏と音楽の繋がりを明確にした上で、ひとつひとつのステップをじっくり教えていただきます。


また、今回足指のトレーニング用に入手したゴムの使い方を教わりました。

踊りでの足の指は、鍵盤を弾く時の手の指のような役割と伺って納得!これはトレーニングに励まねば…!


ひとつひとつのステップを覚えたり、ダンスの背景について興味深い話を聞いたり、舞踏譜を読み解いていったり、、何もかもが楽しく、さらにフランス語の響きが好きなので、用語がフランス語なのも嬉しい。


何よりあらゆる点が音楽に繋がっていることにワクワクします。


バロックダンスをピアノと同じくらい幼少期だったり、もっと頭が柔らかいときにやっていたらなあ!と思ったりする一方で、今だからこそ味わえる愉しさも間違いなくあると感じるし、いくつになっても初心になれる学びがあるというのはこの上なく豊かなことだとも思えます。


午後はオルガン練習に出かけました。


今弾いている、FranckのPrélude, Fugue et Variation(作品18)は、一昨年亡くなったピアニストのデームスが、亡くなる4か月ほど前、横浜にある楽器店で、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲を演奏した日、最後に弾いてくれた曲です。


私が聴いたデームスの最後の演奏となったこの曲を弾いていると、この時の熱気に満ちた音楽空間が胸によみがえります。