認知症の暴言どこまで許せるか・・・

義母は幻視、錯視からの妄想から混乱して暴言を吐くことが多い

妄想は被害妄想、嫉妬妄想・・・

本当にこんな妄想する~って感じ

 

「布団にチョコレートつけてった!洗え!バカヤロー」

「金返せ!1億8千万円!この乞食」

「勝手に人の家に他人住まわせて」

など

自分でやった事を他人のせいにしたり

どう考えても変なこと、事実とかけ離れていることに

関しては何とか吸収できる。

 

 

「お前!この家のモンじゃないやろ!お前の家は(実家の町名)やろ!

何でおる出ていけ!帰れ!

お前この家が欲しいんやろ、このトロボー、貧乏人

明日からお前が作ったモン食べんからな、何入れられるかわかったもんでない」

 

と言われた時には流石に落ちた

這い上がれない、、、

 

 

自分一人で抱え込まないように・・・と言われるが

言ってみたところ

 

「認知症の典型」

「今が一番大変な時だから、もう少しでなくなるよ」

「病気だから仕方がない」

「不安から来るものだから、、、」

「何か体調とか悪かったのかもね~」

「身近な人に出やすいから、ナノカさんに甘えてるのかね」

 

こんな事なら、こんな事言われるなら

一人で抱えた方がまだ良かった

当事者にしかわからないんだ・・・と一層落ちた

 

認知症であっても、腹の中に無いことはでてこない

認知症のせいで『言って良いこと悪いこと』『言わない方が良いこと』

がわからないのだ

認知症が義母の本音を引き出したんだ

と思いドンドン深みにはまっていった・・・

 

今?

今は“私は家政婦”と自分で自分に言い聞かせ

必要最低限のことしかしていない

落ちるのも自分なら、這い上がるのも自分なんだよね

こんな時は他人のアドバイスも夫からの労いも謝罪も

何にもならなかった

心の復興には時間しかなかったかも