中国「独身の日」商戦でアリババが記録的売り上げ | 上海のおうちやさん

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中国では「11月11日」は「独身の日(中国語で光棍節)」と呼ばれています。「1」が並ぶ日付を独身者が並ぶ様子に見立てて、未婚者が自分のために買い物をする日として定着しています。

今年の「独身の日」商戦では、ネット通販最大手のアリババ集団が1日で売上912億元(約1兆7000億円)を達成し、昨年の記録の60%増を記録しました。アリババ集団によると、最初の1時間の売り上げは39億ドル(約4800億円)で昨年の倍近いペースでした。

「独身の日」はアリババ集団が2009年に打ち出して以来、急成長してきました。今ではライバル社のJD.comなど複数の小売業者が参加しています。アリババ集団によると今年は同社サイト上で25カ国から4万の業者と3万のブランドが特売に参加、同社の通販アプリ「淘宝網(タオバオ)」の利用者は1億3000万人に達しているとのことです。


アリババの張勇(ダニエル・チャン)最高経営責任者(CEO)は、24時間の特売マラソンの間に主に携帯端末の利用者を対象に、「1時間ごとにサプライズを用意する」と期待感を盛り上げていました。張氏はさらに「全世界がこの11月11日、中国の購買力を目の当たりにする」との声明を発表していました。

今年は中国経済の減速に関するニュースが多くなってきておりますが、少なくとも個人消費に関しては減速の影響は見られず、中国国内でも「爆買い」ブームが続いています。当社も「独身の日」商戦にあやかり、通常価格3,600元のパソコンを1,900元で購入することができました。同型のパソコンはこの日だけで3,000台の売り上げを記録していました。