今回、紹介する御手洗は、『東京ミッドタウン』に併設されている美術館『21_21 DESIGN SIGHT 』です。
本美術館は、ど(どっぷり)アートの作品よりも、プロダクトの展示を主体とし、さらに単にそれを展示するだけではなく、「デザインについてリサーチし考える場所であると共に、ものづくりの現場でもある」をモットーとした場所です。
御手洗もまたそのプロダクトであり、本美術館のそれも期待です。
では、見てみましょう。
御手洗の入り口は、自動ドアが設置されています。開放系が常識の御手洗とあって、閉鎖系は珍しいです。
手洗い場です。蛇口などの設備は、東京ミッドタウンのものと同じです。
流しが逆四角錐形となっています。
壁面は総ステンレスで、間接照明で灯されています。また、便器のフォルムもユニークです。
こういった要素によって御手洗全体に、従来のものとは異なる異質な雰囲気を感じられます。
ウォシュレットを完備。こちらも、東京ミッドタウンのものと同じです。
自動ドアといい、壁面総ステンレスといい、異例づくしの御手洗でした。
異質空間で用を済ませたいならここです。