「就活は、２６年卒から激変します。」

日経新聞のオンライン版に、２６年卒の大学生（現在の２年生）の就活では、専門人材は採用を前倒しするという記事が載っています。ご覧になりましたか？HOさんも、この影響を受けることになります。ちょっと、ご覧ください。

政府が、専門性の高い人材に関しての就活のルールを、２０２６年春に卒業する学生から適用することになりました。現在大学２年生のHOさんも、このルールの適用を受ける大学生になります。

では、その「専門性」とは、具体的に何でしょうか？この記事では、まだ何も答えてはいません。しかしながら、即戦力のある人材として採用するために、便宜を図ることになります。

「司法試験合格者」

「公認会計士試験合格者」

「米国公認会計士試験合格者」

「宅建合格者」

「日商簿記１級、２級合格者」

「ビジネス実務法務１級、２級合格者」

「IT関係の資格合格者」

「１級、２級建築士試験合格者」

考えればきりがないですが、大学生として受験出来て、その内容がすぐに就職で生かせる資格なら、専門性が高いと言われると思います。

つまり、私が常日頃から申し上げているように、ビジネス関係の社会科学系の科目を勉強して、しっかりした「専門性」が求められてる証拠なのです。

「偏差値至上主義は、しだいに崩壊することになります。」

大学生が社会に出てから、何が出来るかを証明するための専門性を問われています。つまり、日本の大学生も、アメリカの大学生のように、「専門知識が高い人材」をこれから必要とされるということです。

今までのように、「学部不問」＋「一括採用」ではなくて、「キャリア採用」という方向に進むことを意味しています。そのために、大学での授業のやり方も変わってくるのではないでしょうか？

グローバル社会だからと言われて、大学に「グローバル系の学部」がたくさん出来ました。そして、グローバル人材教育と言う名前でカリキュラムが組まれましたが、実際は役に立っている大学は、それほど多くはないです。

これから、就活での「専門性」の中身が判明することになりますが、大学生はどんな専門性を身につけるのでしょうか？そして、研究機関であると主張する大学にあって、就活実績を上げて、より多くの新入生の確保を目指すなら、これからの大学のカリキュラムも変わってくるはずです。

「実務を教える授業に変化する。」

「実務家が教壇に立つ時代となってくる。」

少子化の中で、大学側も背に腹は変えられないとして、自然淘汰されないで生き残る施策を考える時期に来ています。付属の中高一貫校を抱える私大も、このままでは生き残れないと感じて頂きたいです。令和の時代は、ものすごいスピードで変化する時代なのです。いままでの常識にとらわれないで、目を覚ましていただきたいです。

「ＨＯさん、頑張れ！」

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

感謝