本日23時55分からは橋下×羽鳥!都知事選の裏側と大阪の闇の原点特集! #橋下徹 | 選挙バカ一代~衆院選、参院選、統一地方選~

本日23時55分からは橋下×羽鳥!都知事選の裏側と大阪の闇の原点特集! #橋下徹

橋下×羽鳥
http://www.tv-asahi.co.jp/hashimoto-hatori/

MC】
橋下徹、羽鳥慎一
【論客】
宇都宮健児、太田房江、杉村太蔵、橋本大二郎、東国原英夫、森永卓郎(※五十音順)
【傍聴人】
安座間美優、岡田紗佳(※五十音順)

番組内容 1
「幻の知事候補が集結!知事の事をしゃべりまくり」
東京都知事選も終わり小池百合子都知事が誕生した!今回は元知事経験者が集結し、都知事選の総括やあり方を徹底討論!一時は出馬宣言をした宇都宮健児氏が、直前で立候補を取りやめた経緯や鳥越俊太郎氏とのやりとりを激白!真相を語る!

番組内容 2
「元大阪府知事 太田房江が参戦!橋下徹が府知事時代に言えなかった怒りをぶつける!!」
橋下徹が府知事就任時に、いかに太田房江元府知事のやってきた行政のせいで苦労したか、ずっと胸に秘めていた思いを本人にぶつける!果たして両者の言い分は!?ガチンコ討論にスタジオ騒然!!


【橋下×羽鳥の番組】8月8日(月)よる11時55分放送



という訳で今日の橋下×羽鳥は2本立て!
1つ目は「都知事になり損ねた男」宇都宮健児氏がなぜ直前に立候補を取りやめたのかを激白するようです。
で、都知事選を振り返って以下のような記事を書いています。参考までに。

「日本の市民運動はもっと利口になれ」宇都宮健児氏、都知事選を振り返る
http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/04/utsunomiya-kenji-interview_n_11335252.html

この記事の中で宇都宮氏は「国民生活や、今抱える問題についても解決策を打ち出していかないと、選挙に勝てない」と述べています。
当たり前やん、何言うとんねんこのおっさんと突っ込みを入れたい所ですが、こんな当たり前の事をわざわざ説かなければならない所に、今の日本の野党勢力の壊滅的なバカさ加減が見て取れるのではないでしょうか。
参院選一人区では野党4党(民進党、共産党、社民党、生活の党(以下略))と市民運動が連動するなどして、改憲勢力3分の2阻止はならなかったものの、現職閣僚2人を撃破するなど、一定の成果は挙げました。

しかし、都知事選ではやはり候補者の選考過程に問題があったようですね。
参院選は投票日が予め決まっていたので市民団体と野党4党との間で合意形成を図りやすかったんでしょうが、今回の都知事選は舛添氏が突然辞職した事に伴って発生したものだったので、時間が無かった。
となると、前回の都知事選からちゃんと準備してきた宇都宮氏しか無かったんじゃないかなぁというのが私の感想です。

というか、改憲阻止とか都知事選で問われても困るんですよね。それは国の仕事でしょと。
まぁ選挙の結果は度外視して都知事選はあくまで政治宣伝の場と割り切っているのであれば、それはそれでいいんでしょうが、野党第一党である民進党がその中にいるというのが非常に情けない。
野党第一党の使命は与党に代わる政策を示すことじゃないのかと。

まぁ、続きは放送の中で宇都宮氏に語っていただきましょう!

続いて第2弾では何と太田房江元大阪府知事が登場!
太田房江氏は橋下氏の前任者であり、将来の借金返済のために積み立てている減債基金を取り崩して何とか財政破綻を回避するという事を行い、大阪府の財政を悪化させました。
大阪の衰退の元凶であり、大阪維新の会が誕生する背景となった行政に対する庶民の怒りを作った張本人であります。
大阪府民に言わせれば第二次世界大戦が終戦した数年後に東条英機が公の場に出てくるようなものであり、公開処刑になる事は確実なのに太田房江氏は良く出てこれたなぁとある意味感心します。
ちなみに、太田房江氏が在任中に取り崩した減債基金の額は橋下氏によれば5500億円。(大阪府のウェブサイトによれば約5200億円。橋下氏は恐らく数字を丸めているのでしょう。)
減債基金は橋下・松井府政において徐々に復元されていますが、それでも昨年度時点でやっと2300億円。半分以下です。平成36年にやっと復元が完了するそうです。
どれだけ太田房江が恐ろしいことをしてきたかが分かります。

更に、太田房江には恐ろしい悪行が・・・
何と、「赤字隠し」までしていたのです!
橋下氏が知事になる直前に朝日新聞がスクープしたものですが、2004年度から、府債(借金)の返済を一部先送りして3年間で総額約2600億円の資金を捻出し、あたかも財政が良くなっているかのように見せかけたというのです!
いやあ恐ろしいですねぇ。粉飾決算のプロ?・・・と言いたい所ですが、これは府の幹部が勝手にやったことで、知事には報告されていなかったようですね。
それはそれで大問題ですけどね。

大阪維新の会が誕生した背景には、こうした大阪府のふざけた姿勢があり、更に、これだけ大阪府の財政を悪化させたのに退職金を全額もらった太田房江に対する庶民の怒りがありました。
私が小池新党に否定的なのも、単に都議補選で小池系候補が惨敗したと言うだけでなく、そもそも東京都民が行政に対してここまでの怒りを抱いているんですか?という所に疑問を感じているから。
舛添前都知事なんてセコ過ぎただけで太田房江の悪行の足元にも及びませんし、都議会のドン?だか何だか知りませんけど、今まで都議選で当選を続けてきたことを考えると、良いこともそれなりにしてきたのではないでしょうか?

という訳で、「ああ、こんな糞バカ野郎が大阪府を仕切ってたんだったらそら既成政党への不信感が増大するのも分かるわ」と全国の皆様に感じていただければと思います。
まぁ、太田房江は自民党の現職参議院議員という事で、自民党のイメージダウンになってしまう事が心配ではありますが・・・
先週民進党の蓮舫参議院議員を出演させ、バランスをとる意味で今回は自民党の女性参院議員を出したのかも知れませんが、よりによって自民党支持率低下につながりかねない太田房江を出してしまう所にテレビ朝日の悪意を感じます。・・・なんちゃって(笑)
いや、元はと言えばこの大悪党を参院議員にしてしまった自民党が悪いんだから自業自得か。

という訳でその蓮舫参院議員が出演した前回の映像。
蓮舫議員は先週記者会見を開いて民進党代表選に出馬する意向を表明したようですが、有力な対抗馬がいないとせっかくの民進党代表選も盛り上がりません。
都議会との対立をうまく演出して都民の支持を勝ち取った小池百合子新都知事もそうですが、やはり支持を得るには「強大な敵」が必要のようです。かつては小泉純一郎氏も「自民党をぶっ壊す」と言って支持を得ましたし。
民進党内でこの敵役に適任だったのが岡田代表でしたが、既に代表選不出馬を明言してしまってますしねぇ。
民進党の再建への道は太田房江が滅茶苦茶にした大阪府の財政再建より険しそうです。

橋下×羽鳥の番組 2016年8月1日 16/08/01