その3の続きであります。

三段目の取組が終わり、ここで初切タイム。
千代丸は今年も花道近くに腰をおろし、見る気まんまんの様子だった。
アングル違いを楽しみたかったのか、
去年は西から見ていたが今年は東から見ていた。

幕下で最初から2番目の取組に出る千代栄も東の花道近くにいたが、
初切よりも力士仲間とのお喋りに夢中になっている様子だった。

$夏休みは終わらない
ピュピュー。
相変わらず口の中に水を大量に含むのが苦手そうな琴鳳。
やっとの思いで含んだ水も、琴大信と向かい合っている間に全部出してしまっていた。

「いやあ、こいつ(琴大信)の顔がおかしくて…。」と、お客さん達に弁解する琴鳳であった。

裁いていた行司さんは木村亮輔さんだったかな。
裏方さんに詳しい人には後ろ姿でも分かるものなのかな。
近くにいたおじさんが、「行司の衣装(装束)色褪せてんなあ。」と言っていた。
確かに…。どうしちゃったんだろうね。

夏休みは終わらない
去年のように場外へ出ることなく初切終了。

翌日の藤沢場所では、阿武松部屋の若山と篠原のコンビが初切デビューしたらしい。
新コンビの初切も楽しみだが、琴琴コンビの初切もまた見られるといいなあ。
靖国で最終回ということでなければ良いのだが。

☆☆☆

さてさて、是より幕下。
東方から竜王浪と一緒に千代栄が入場。

$夏休みは終わらない
どすーん。
対戦相手は栃港。

夏休みは終わらない
立ち合い後すぐ栃港がペチペチと突っ張ってきたが、音だけで千代栄には全く効かず。
左で上手を取った千代栄が前に出ていき、そのまま寄り切って勝ち。

夏休みは終わらない
取組を終え、ファン?とお話していた琴恵光。
良い表情をしていたので撮影したが、取組の内容と結果はどうだったっけな。
動画を撮っていないと忘れてしまう…。

三段目の大翔若-加美豊までは勝った方にマルを付けていたんだけれどねぇ。
暑さに耐えかねて途中で飲み物を買いに行ったんだけど、
戻ってきてからマル付け再開するのを忘れちゃったんだよなあ…。

祥鳳が得意技で錦木に勝ったのは覚えている。
近くにいたおばちゃんが「えー、つまんないな。」と言っていた。

$夏休みは終わらない
西の花道奥の千代丸と錦木の様子。
千代丸、胸を隠しているね。
周りに人がたくさんいるから恥ずかしくなっちゃったのかな。

夏休みは終わらない
それでも土俵上では胸全開の千代丸。
幕下最後の一番にふさわしいお相撲を期待しよう。
対戦相手は川成。
千代丸と川成の体を間近で見た人々から、驚きの声があがっていた。

「十両近いから体格が違うね。ねぇお父さん。」
「いやあ、凄いなあの腹。何入ってるんだろうなコレほんとに。」

夏休みは終わらない
似たような体型同士でどちらがどちらか分かり辛いね。
「どうぞ。」とでも言うかのように、土俵外に軽く差し出されている感じなのが千代丸。

立ち合い後、四つに組み合ったのち前に出ていったのは千代丸だったが、
土俵際で体を入れ替えられて寄り切られてしまった。
近くにいた人が言うには、川成はこの取組が今年に入って1番良い内容の相撲だったらしい。
「これから関取ですよ関取。」と、期待の声が聞こえてきた。

夏休みは終わらない
幕下の取組後は相撲甚句。
土俵にあがりそれぞれの立ち位置に向かう際、
勢が満面の笑みで向正面のお客さんに手を振ってくれていた。
化粧廻しの中の人に似ていたなあ。

マイクを握るお相撲さんがみんな向正面にお尻を向ける為、
「誰か一人ぐらいこっち向いて歌ってくんねーのかなあ。」と寂しがる人も。

$夏休みは終わらない
その後、十両土俵入り、櫓太鼓打分と続き、十両の取組が開始した。
櫓太鼓打分は照喜さんだったかな…うろ覚えだけれども。
写真は十両土俵入り中の山トリオ。左から、里山、木村山、明瀬山。

続く。