泣き相撲の撮影を途中で切り上げ、ちゃんこ会場へ向かう。
この日は「梅ちゃん先生」を見ながら
冷凍してあった食パン1枚を焼いて食べただけだったので
玉林寺に到着する前からすでに空腹状態だった。

$夏休みは終わらない
千代雷山と森が自然な笑顔で振舞う。
森は子供の扱いに慣れているのか、仲良しになった子供達がいるみたいで
帰りにバイバ~イと手を振り合う様子が見られた。

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こちらがちゃんこ(無料)
肉や野菜のエキスが栄養不足の体に染み渡った。
何杯でも食べ続けていたくなるちょうど良い味付けで、
なめこが入っていたせいか少しとろみを感じた。
無料なのに手抜きを感じなかったなあ。

「うむ。出汁が効いていて美味しいねぇ。」と
味にうるさそうな外見のおじさんも満足した様子だった。

ちゃんこを食べていると、境内に設置してあるスピーカーから
「次、○番の方お願いします。」と泣き相撲の進行役の声が聞こえてきた。
訛っていてあまり滑らかではない口調だ。
千代嵐、千代大龍に続き千代鳳が引き継いだのかな。

やがて泣き相撲が終わり、千代丸や千代嵐もちゃんこ鍋周辺に集まってきた。

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お腹をさすり、「ゲフッ」という様子の森。
千代丸を見て胸やけでもしたのかなあ。

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九重・佐ノ山・千田川親方と千代大龍、千代の国、千代鳳は
再び千代の富士像の前に移動しサイン色紙を配っていた。
6人が横一列にズラリと並んでいると誰のところへ行こうか迷う…。

結局サインはもらいに行かず、少し離れたところから様子を見るだけにした。
人々が手にしていたサイン色紙を見てみると、
関取三人衆の色紙にはサインに加えて手形が押されていた。

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「千代…何て読むのかしら。」という人々の反応を見ると、
関取三人衆は世間的にはまだあまり知られてないようだね。
この日手にした色紙のサイン主を名古屋場所から応援してほしいなあ。

サイン色紙受け渡しカウンターの隅には後援会の入会案内が置かれていた。
会場に来ていたのは「泣き相撲」目的の若い奥様がほとんどで、
これから子育てで大変だから後援会どころじゃないだろうな~なんて思っていたが
若い奥様のお母さんだと思われる年配の女性達が
入会案内を手にする姿をちらほら見かけた。

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木村晃之助さんによる相撲字の名前書きも気になったので、
再び本堂の中へ向かった。
先程までとは違い静かな室内。
ちょうど最後の一枚の色紙に筆を入れるところだった。

色紙に相撲字で「○○さん江」と書く作業を
「泣き相撲」開催時から続けていた晃之助さん。
よく集中力が続くものだね。
番付を書いたり、真剣勝負を裁いて瞬時に勝負を判断したりと
人並みはずれた集中力がないと続けられない職業だな…。

本堂から出ると、千代雷山が境内の奥までやって来て
「ちゃんこのおかわりありますので、よろしかったらどうぞ~。」と
お客さんに呼びかけていた。

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ちゃんこ会場へ行くと新たに兼子の姿が見えた。
兼子はちゃんこ作りに徹していた為か普段着だったが
しばらく表に出てきてくれていた。

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撮影中にお鍋でちゃんこを貰いに来る人が相次ぎ、
おかわりのタイミングを計っている間に終了してしまった…。
うむむ残念。もう2杯は食べられるくらいの空腹具合だったのに。

灰色のポロシャツの男性は佐藤マネージャー。
兼子の顔にちゃんこの汁が飛んだかな?
手で顔をゴシゴシしていた。

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この日は暑かったのにもかかわらず、ちゃんこはかなり好評だったようだ。
後日、このイベントに出掛けた人のブログを見つけたのだが、
ちゃんこが美味しくてお腹いっぱい食べてしまい(とてもうらやましい)
行きはバスで来たが帰りは一時間かけて徒歩で帰ったという内容の文章が書かれていた。
喜んでもらえて良かったね。

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さて、一旦帰って今度は九重部屋20周年祝賀会だ。
写真は玉林寺から日暮里駅へ向かう途中で見つけたお店。
愛玉子(オーギョーチィ)という珍しいデザートで有名らしい。
「ぶらり途中下車の旅」や「モヤモヤさまぁ~ず」に登場した覚えがあったので
思わず撮ってしまった。