イングランドに善戦も、根本的な問題は解消していない。
ワールドカップ本大会でも優勝候補の一角に挙げられるイングランドを相手に、腰を引かない戦いができたことは、単純に評価していいだろう。

 前半は主導権を握りつつ、しかもCKから先制。後半に入っても、なかば過ぎまでは危なげなくゲームを運べたことは、大きな収穫と言っていいだろう。

 だが、問題はここから先である。
イングランドがドリブルを使って、スピードある攻撃を仕掛けてくるようになると、次第に日本の対応が遅れ始めた。2失点はもちろんのこと、その前にあったPKのきっかけとなったFKにしても、少しずつ守備の対応が遅れ、余裕を持った処理ができなくなっていたために起きたものだ。

 つまるところ、サッカーが90分で勝敗を争う競技である以上、特に前半の内容がよかっただけに、日本の限界を思い知らされる試合だったと言うこともできる。

 どんなにイイ試合をしていても、残りの20分間で失点してしまえば、最終的に勝つことは難しい。





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