シンクロ

 シンクロナイズド・スイミングの2012年ロンドン五輪へ向けての第一歩となる国際大会「ワールドトロフィー」(12月5-7日・マドリード)の第1次代表選考会が4日、国立スポーツ科学センターで行われ、17歳の“大型新人”酒井麻里子(東京シンクロク)が、トップで通過した。北京五輪の代表9人のうち8人が引退。新生日本の新エースに任命された酒井は、五輪での8大会連続メダル死守を誓った。

 額の汗すらはじくピチピチ肌の17歳が、新生シンクロ日本のトップに躍り出た。酒井は「お姉さんたちより上なんて。まだ信じられない気持ちでいっぱいです」と恥ずかしそうに、えくぼを作った。

 フィギュアの女王・浅田真央をほうふつとさせるキャラクターだ。同学年でルックスも真央ちゃん似の癒やし系。愛犬「エアロ」の真央ちゃんに対し、酒井はディズニーの「グーフィー」が好き。水中と氷上で違うが、同じ採点競技でスピンを得意とする浅田真には酒井も共感。「すごいプレッシャーの中で演技できるのはすごい。同じ年とは思えない」と話した。

 持ち味は、キレ味ある“脚線美スピン”と163・8センチの低い身長をカバーするスケールの大きい演技だ。東京シンクロクラブの教え子を、金子委員長もベタ褒め。「とにかく脚がきれいなのよ。テクニック的に。何回スピンしても360度回り切ってる」と17歳脚線美に太鼓判を押した。大型化傾向の世界に対抗するため代表選考では身長減点が採点に組み込まれ、今回は165センチ以下が対象になった。酒井は身長で減点のない北京代表の石黒由美子を3位に抑える実力を見せた。

 身長も毎年1センチ近く伸びている伸び盛りの酒井。金子委員長は「久しぶりに日本に楽しみな“大型新人”が出てきた。ロンドンを担う新エースになってほしい」と期待を寄せた。「オリンピックはすごく遠い夢。合宿では力強い演技と表現力を鍛えたい」と酒井。今月28日の最終選考で初の日本代表入りを狙う。

 ◆酒井 麻里子(さかい・まりこ)1990年12月3日、米ニュージャージー州生まれ。17歳。清泉女学院高3年。来年日大進学予定。日本と米国の二重国籍を持ち、4歳から日本に在住。シンクロは小4から。中3で東京シンクロクラブに入門。7月の世界ジュニア選手権でデュエット2位、チーム3位入り。163.8センチ、50キロ。ニックネームは「マシューさん」。家族は両親と兄。



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