あっという間の1年間が終わった
PTA会長としての1年だ。
うちの学校は2年の任期なのでちょうど半分が終了ということになる。
振りかえってみて、本当に右も左もわからないで始めたが、1年経つとなんとなく慣れてくるものだ。
色々あったことは置いておいて、本当にたくさんの人に助けられたと思う。
ーーーーーーーーーーーーーー以下卒業生への祝辞ーーーーーーーーーーーーーーーー
六年生の皆さん、そして保護者の皆さま、本日はご卒業おめでとうございます。
ご卒業にあたり、PTAを代表して一言お祝いの言葉を申し上げます。
本日は【時間】について、卒業する子どもたちに、そして保護者の皆様方にそれぞれ、少しだけお話させてください
まずは卒業する子供達に。
早速、質問です
小学校で受けた授業の時合計間は何時間くらいあるかご存じですか?
実は6年間で5785時間もあります。
つまり皆さんが6年前に入学してから今日までに5785時間分の授業を受けてきたのです。
さらに、これとは別に委員会やクラブ活動、朝礼、給食などの時間も含めると「約1万時間」近く小学校で過ごしてきたことになります。
さて、皆さんは1万時間の法則というのを聞いたことありますか?1万時間の法則とは、ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、1万時間もの練習・努力・学習が必要だという主張です。
今までの6年間、もしくはこれからの6年間を、学校に通った時間と同じ時間何かに打ち込めば一流になれる可能性があるのです。
それはスポーツかもしれないですし、芸術や勉強なのかもしれません。
まだやりたいことが見つかっていない方は色々挑戦してみてやりたいことを見つけてください。もうすでに見つかっている方はそれをもっともっと伸ばしてください。
是非、これからの6年間を有意義な「何か」に時間を使ってください。そうすれば6年後に、その「何か」の一流になっているかもしれません。
続いて保護者の皆様に一言
一生のうち、わが子と一緒に過ごせる時間の全体を100%とすると、小学校卒業時の今この時までに、約55%の時間は終わっているそうです。
つまり、統計上は子どもと一緒に過ごせる時間の半分以上がもう過ぎ去っているということになります。
もちろんご家庭の事情や、環境によって異なる場合もありますが、それでも私は子供と過ごせる時間は想像以上に短いのだなと思いました。
ですから、是非、時間を大切にして、残り半分、子どもとの時間を少しでも長く楽しく過ごしてあげてください。
最後になりますが、先生方そして、学校関係の皆様に一言
私はまだ幼さの残っていた6年前の子供達のことをよく覚えております。
子供達がここまでたくましく立派に成長できたのも、時には厳しく、そして優しく、こどもたちに寄り添って指導して下さった先生方をはじめ、放課後に遊んでくださる放課後クラブの皆様、そして、登下校を見守ってくださる地域の方々のおかげであると、深く感謝を申し上げます。
本当にいつもありがとうございます。
改めまして本日は無事に卒業という、大切な節目を迎えられたことを、心よりおよろこび申し上げます。
以上を持ちまして、私からのお祝いの言葉とさせていただきます。
本日はご卒業、誠におめでとうございます。