泌尿器科へいくと大抵検尿がセットになってくることが多いですが、肉眼的血尿のほかにも顕微鏡的血尿というのもあり、実際は赤くは見えないけど、血尿があることがあります。
そういった検査も経て、膀胱鏡検査を受けることになりました。
膀胱鏡という聞き慣れない言葉に不安になり、医師にいろいろ聞いてしまうのは当然のこと。
前述にもあるとおり、男性は長い尿道を持っているので、膀胱鏡に関しては想像を絶する恐怖感をうけることだと思います。実際に自分がそうでしたから。
男性器には尿を排出する小さな穴があいています。そこから柔らかい(いまだに堅いタイプを使っているところもあるとか。。)ファイバースコープを入れて膀胱まで入っていき、膀胱内を検査するのです。
麻酔は大抵しないと思います。ただ、麻酔のようなゼリーを注入(これはちょっとだけしみます。)
し、それが効くまで1~2分ほど待ってそれからいよいよ挿入します。
挿入時は痛みよりも恐怖のほうが強いといったらいいでしょうか。少なくとも僕はすごく緊張しました。
性器というよりも下腹部の奥のほうがちょっと引っかかる感じで擦れる痛さがすこしある程度でがまんできない痛みではないと思います。
また、膀胱へ入ってしまえばもうゼリーも効いていてほとんど痛みは感じません。
だから最初だけの恐怖と思っていると安心かと思います。本当に最初だけです。
のちに膀胱がんと診断されると幾度となく受けることになる検査ですが、1度目を経験すると段々慣れてくると思います。僕は2度目から平気になりました。(後にお話するカテーテルの挿入経験で鍛えられます。)
生理食塩水で満タンになった膀胱の中はまるで深海の様。こまかく膀胱内を検査して、炎症やキズ、膨らみなどが無いかをチェックしていきます。僕の時は小さな虫さされのような膨らみがあり、その先が割れてゆらゆらと煙のように血がでていました。
ここでただの膀胱炎かどうかはある程度判別できるようですが、さらなる検査をしておこうということで、手術を行うことといたしました。名前はTUR‐BT(経尿道的膀胱腫瘍切除術)といいます。
あわせてPSA検査という血液検査も受けました。年齢がまだ膀胱がんの疑う年ではないので、可能性として存在する前立腺のがんの検査もしたというわけです。
(こちらは陰性でした。)
そしてTUR-BTに臨んでいくことになります。
(つづく)
※僕は医者ではありません。あくまでも個人の体験を元にお話しています。すこしでも膀胱がん検査を受ける方の不安が軽減すればと思っています。