一昨日の18日、宮中での内閣総理大臣の親任式及び国務大臣の認証式を経て、第二次高市内閣が発足した。
初閣議が開催され、記念撮影が行われて、最前列の真ん中に高市早苗総理大臣が陣取り、向かって左に小野田紀美経済安全保障担当相と右に片山さつき財務相が両脇を固め、さらにその両脇、向かって左に林芳正総務大臣と右に茂木敏充外務大臣を従えるような陣容だった。チャーリーズ・エンジェルと呼ぶのは古いと以前のブログに書いたが、それにしても、最前列の中央を占める女性三人のドレスが濃紺で一致したのは偶然にしても、なかなかエレガントで凛とした佇まいが頼もしい。後列のおじさんたちともなると、こう言っちゃあ失礼に当たるが、ただの引き立て役のように冴えない。今日のところは差別的な発言も許して頂けるだろうか。
自民党に勝たせ過ぎたとの反省の声も聞こえて来るが、壊滅的な敗北を喫した中道の共同代表を引責辞任した野田佳彦氏はブログで選挙戦の敗戦の弁として「自民党にガチンコ勝負で負けたという実感はありません。高市早苗総理への期待感だけの『推し活』のようなイメージ論に、選挙戦全体が支配されてしまった」と綴ったらしいし、11月7日の高市発言を引き出したから落選したわけでもないだろう岡田克也氏はネットについて「デマや批判が渦巻いていた」などとぬけぬけと語ったらしく、負け惜しみは分かるが、残念ながら二人とも民意からずれていて見苦しい。負けに不思議の負けなしという、野村監督の言葉として人口に膾炙したが、実は江戸時代の大名で文人でもあった松浦静山の言葉が、今さらながらよく分かる。
20日の特別国会で行われた高市総理大臣の施政方針演説では、自民党議員からたびたび大きな拍手が起きたが、野党議員から野次はほとんどなかったそうだ。野次を飛ばすような人が大幅に減っただけでなく、野次にも反射神経が必要なようで、得意な人たちがいなくなったそうだ。これは偶然ではないかもしれないと思ったりする。プロ野球では聞かせる野次があるように、ウィットの効いた野次も悪くはないが、先ずは静かな環境で建設的な議論が出来るとよい。野党側でそういう議論が出来る人が残ったと信じたい。