2019年3月24日(日)、第27回三鷹リトルリーダーズトーストマスターズクラブ(以下、「三鷹LLTMC」)例会が、武蔵野中央公園で開催されました。
天候は穏やかで、咲き始めた桜が春の訪れを知らせる中、他クラブからお迎えした多数のゲストと一緒に開放感のある例会を楽しむことができました。
今朝のトーストマスターM田さんの司会は、ほがらかな人柄も手伝い、和やかな雰囲気で例会が進みます。
今回は野外での特別「お花見」例会のため、リトルリーダーズトーストマスターズクラブの部は省き、トーストマスターズ(大人)の部から始まります。
Y下さんによる準備スピーチは「95パーセントの仲間に入ろう」というタイトルで、お子さんをお持ちの方の関心事の一つにある予防接種について、「有毒性はない?」「特定の年齢までに接種が必要なのはなぜ?」「社会的な意義は何なのか?」などの観点に対して、ワクチンの成分や接種時期や目的を、裏付けされた明確な理由と分析結果から、病気に感染しない、させない仲間になることを説得するスピーチでした。お子さんがいらっしゃらない方でも、過去の経験から、身近に共感できる内容でした。
続いて、テーブルトピックスの部です。
A山さんによる、4つのテーマ「子育てが終わったらやってみたいこと」、「65歳を超えても働きたいか」、「中学生を卒業するまでにやってみたいこと」、「小学生を卒業するまでにやってみたいこと」について、お子さん二人が大人に混ざって即興スピーチを披露しました。お子さんは、突然の指名に驚きの表情を見せるも、子供の役目である勉強やスポーツなどに取り組みたいことを精一杯伝える姿が見られました。
準備スピーチへの論評です。
M上さんの論評は、スピーチの良かった点としてタイトルにマッチした内容、屋外を考慮した声量とアイコンタクト、子育てに親しみやすいスピーチであったこと、改善点として主張への反対意見を含めることで、より説得力のある公平性がでてくること、野外開催を考慮した提示資料の準備に工夫をするとさらに良くなることをフィードバックしました。
例会全体を通した総合論評です。
O田さんの総合論評は、野外例会にも関わらずしっかりと時間を管理できたこと、テーブルトピックスをお子さんが参加しやすいようにアサインできていること、論評も野外を念頭に置いた内容になっていることを良い点としました。改善点は、準備スピーチのタイトルなどの連絡がうまく取れていなかったことを挙げ、事前展開があるとより良くなることを話されました。
本日は、スピーチや論評などの経過時間を明示する道具が揃わないハプニングがありましたが、計時係のK島さんの機転によって凌ぐ臨機応変な対応が見られました。また、野外例会のため、お楽しみ係(見守り係)の柔軟な対応が必要となりましたが、ゲストのA坂さんの協力もあって怪我もなく無事に進行することができました。
最後にゲストのK島さんから入会の意思表明がされ、参加者からの温かい感謝の拍手に包まれました。
また、お子さんたちはY田さんから差し入れがあったパンと、用意したお弁当を食べて満足げな表情でおなかを満たしていました。