3月30日に「エムステップがうまれる」と題してイベントを開催します。
このイベントでは映画「うまれる」 の上映会と、スペシャルトークを開催します。
なぜ「うまれる」の上映なのかは理事長平田の思いを聞いてください。
平田えりです。
実は、この映画に拘る理由がいくつかあります。
この映画を通じて、命をつなげる家族の絆を考えていただきたいと思ったからです。
私たち、M-STEPでは、ひとり親家庭、ステップファミリーの支援をする上で、、本来、あった家族の形をまた新たに形成するのが、どんなに大変で、
困難なことであるかも示して、いきたいと思っております。
ひとり親になって、ひとりで子どもと向き合うが為に生じる困難さ。
初婚同士の家庭とは、まったく違った問題が生じるステップファミリー。
どちらにもいるのが、未来を担う子どもたちです。
その子ども達の未来を豊かになれるよう考えていくのが私たち大人の役割だと思っております。
そのことを踏まえて、今一度、家族というのを見直す機会になることを願って
この映画の上映を決めました。
継子には、たまに私から産まれたかったと言われたこともあり、血のつながらない継子ではありますが、命の縁が深いから、こうして巡り会えたのだと教えてきました。
映画の中でも言っていましたが、この命のバトンというのも大切かと思っております。
生命論は難しくて語れませんが、私と夫が出会ったのも必然で、そこにたまたま継子がいたのでなく、この継子たちにも教えられることもあり、自分を成長させてくれる為に縁した子ども達だと思っています。
私は、クソがつくほど真面目なので、この映画で、訴えたいことは、
率直にいうと命の繋がり、人と人の縁、というのは、すごく大切で、五体満足に生まれた体に感謝しつつ、自分達がやりたいこと、やれること知恵を絞って頑張ってやっていこうよ!
と前向きに生きてくれる人たちが増えたらいいな・・・と思いました。
このうまれるという映画は、ただ単に見れば、子どもを授かり、出産して、
出産ドキュメンタリー映画と捉われてしまうかと思いますが、視点を変えれば、ものすごくいろんなことを考えさせられる映画です。