珍しくもない食器用洗剤のあぶくですが、

これが、なかなかのツワモノ、

なかなか壊れないので、

洗い物しながら、じっと見てしまいました。

小さくなって、パチンと弾けるまで、

2分くらいだったでしょうか。

界面活性剤の力?!

 

 

方丈記の冒頭を思いだしました。

 

〝 ゆく川の流れは絶えずして

  しかも元の水にあらず

  淀みに浮かぶうたかたは

  かつ消えかつ結びて

  久しくとどまりたるためしなし 〟

 

この「うたかた」は、水の上の半円球の泡。

どうして半円になるのか、

科学や物理に疎いので、わかりません。

 

あぶく、あわは「泡」ですが、

うたかたは「泡沫」と書きます。

熟語を訓読みにした熟字訓です。

泡沫をそのまま、ほうまつと読めば、、

選挙時の「泡沫候補」なんて言葉が浮かび、

あまりいいイメージがありません。

「うたかた」美しい日本語です。

 

 

みどり子 「コロボックルみたいでしょ♪」 

わたし 「うん、似合ってるよ、しばらくそこにいる?」 

みどり子 「いる~、でも、またマザーリーフに戻してね」

 

 

     ***

 

戦争のない世界を希求します。