台風が来ています。
昨夜、こちらは大雨注意報が出たり、雷が鳴り続けていました。
昔と違って、台風の進路予報が早く詳しくなり、心の準備ができますが、
「さっさと来て、さっさと行ってちょうだい」という気持ちになります。
「台風」は明治時代、英語の typhoon から来たそうですが。
古来、日本では「野分」と言いました。
今ほど台風の勢力が大きくなかったのか、
源氏物語など古文で目にするせいばかりでもなく、
なんとなく風情のある言葉のように感じます。
野分は「のわき」と読みますが、
わたしは「のわけ」のほうが好きです。
「逸翁美術館銘品図録」より「井戸茶碗 銘 野分」
この大型台風10号、
2018年の21号の時のような大きな被害がでませんように。
小さな生き物たちも、この台風をうまくやりすごせますように。
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戦争のない世界を希求します。