久しぶりに旧杉山家をゆっくり見学しました。
杉山家はこの寺内町の基礎を築いた八人衆と呼ばれる旧家で大地主、
代々造り酒屋を営んでいました。
最後の当主は、与謝野晶子と同時代に活躍した明星派の歌人石上露子(本名杉山タカ)です。
露子が家督相続人でもあったために成就しなかった恋、文筆活動への理解のない婿養子の夫との関係、二人の息子にも先立たれ、没落してゆく杉山家…
決して幸せな生涯とは言えなかったとされています。、
20歳ころから短歌、詩、小説を発表していましたが、途中断筆もあり、
その文学的才能は、きちんと花開いたというわけではなさそうです。
代表作「小板橋」、初見は20年くらい前ですが、
感傷的だと思いつつも忘れられない作品です。
今回、題の「こいたばし」に「恋」「痛み」があり、「いたましい」とも
連想できることに気づきました。
露子の身の上があまりにも悲劇的で、本当のところはどうだったのか知りたくなって、
ちゃんと短歌作品や伝承本を読みたくなり、図書館に予約中です。
露子の生涯をわかりやすくまとめたビデオコーナーがありました。以前からあったかしら?
このらせん階段は、露子の願いで作ってもらったのだとか。
当時としてはハイカラだったことでしょう。
襖絵、雀でしょうか。筆名の千鳥ではなさそう。
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戦争のない世界を希求します。





