モミジバフウ(紅葉葉楓)ともいわれ、いつも見事な紅葉を見せてくれるのですが、

今年は、まだ緑の葉も残っているのに、たくさん落葉してしまい、ちょっと残念でした。

 

 

このアメリカフウ、実もユニークです。

今年は、青みの残る実を拾いました。

持ち帰ってしばらく飾っていたものを持ち上げると、

なんと種がパラパラおちました。

あんな大木になる木なのに、なんて細かい種でしょう!

 

 

拾った時は、実の穴がふさがっていたのでしょうか。

気づきませんでした。

すっかり乾燥したら開くのでしょうね。

毎年あれほどの実をつけても、足元に発芽したものを見ることはありません。

ドングリもそうですが、たくさんたくさん実を作っても報われないと木は知りつつ、

来年もまた、花を咲かせるのでしょう。

ふと、金子みすゞの詩を思い出しました。

 

 木

 

お花がちって

実がうれて、

 

その実が落ちて

葉が落ちて、

 

それから芽が出て

花が咲く。

 

そうして何べんまわったら、

この木はご用が

すむかしら。

 

終連にみすゞの生涯を思ってしまうちょっと淋しい詩です。

 

     ***

 

戦争のない世界を希求します。